腸内細菌について

細菌のうち、主に腸に住むものを腸内
細菌と呼びます。

腸の中には100種類ほどの腸内細菌が
住んでいます。

各細菌はある程度集まって住みついて
います。

その腸内の細菌の集まりを腸内フローラ
と呼びます。

腸内細菌は、腸に対して有益な働きを
する善玉菌悪影響を及ぼす悪玉菌、更に
強い方に加勢する日和見菌に分けられます。、

そして、その比率は、善玉菌2、悪玉菌1、
日和見菌7になっています。

このように、日和見菌が圧倒的に多いので、
腸内環境が乱れてきて、日和見菌が悪玉菌
の味方についてしまうと、腸内は悪玉菌が
優勢になってしまいます。

それで、日和見菌を善玉菌の味方につける
ためには食物繊維で腸内を掃除すること
です。

更に、善玉菌のエサとなるオリゴ糖を
摂り入れるなどして、善玉菌が優勢な
腸内にすることが大切です。

善玉菌が優勢になると、腸の動きも
活発化して、副交感神経も整えられて
便秘は改善されます。

ところで、善玉菌にはビフィズス菌、
アシドフィルス菌、ガセリ菌などが
あります。

善玉菌は消化吸収を助けたり、病気に
対する抵抗力をつける働きをする
有用菌です。

オリゴ糖、ヨーグルトや牛乳の乳糖などを
摂り入れて仲間を増やすことができます。

悪玉菌には大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ
球菌などがあります。

悪玉菌は炎症を起こしたり、発がん性の
ある物質を作る有害菌です。

タンパク質を好む細菌で、タンパク質を
分解してさまざまな有害物質を作り出し
ながら増殖します。

日和見菌は、中立な立場の腸内細菌です。

善玉菌が優勢になった時には、善玉菌に
味方したり、悪玉菌が優勢になれば
悪玉菌に味方をする細菌です。

ですから、腸内環境によっては善玉菌にも
悪玉菌にもなり得るわけです。

腸内細菌のバランスは年齢とともに
変化していきます。

赤ちゃんの腸内には生後三~四日から
善玉菌の代表であるビフィズス菌が
現れて99%以上占めるようになります。

離乳期を境にして酸性を嫌う菌である
嫌気性菌が増えて来て、ビフィズス菌は
10~15%くらいに減ってきます。

個人差はあるものの、この状態は成年期
まで続きます。

そして、50歳の後半からビフィズス菌は
さらに減り始め、その代わりに悪玉菌で
ある大腸菌やウェルシュ菌が増えてきます。

これが腸の老化です。そして腸の老化は
全身の老化につながっていきます。

ビフィズス菌、乳酸球菌、乳酸桿菌などの
善玉菌はガンを予防し、コレステロールを
下げ、肝臓の負担を軽くするなど、ガンや
動脈硬化や肝臓病などを防ぐために
役立っています。

がん予防には、とくにビフィズス菌などの
善玉菌が効果を発揮します。

また、腸内の善玉菌は体の免疫系を刺激
して抵抗力を高めます。

このように善玉菌は病気を防いで若さを
保つ働きがあります。

それに対して、悪玉菌は有害物質や発ガン
物質を作り出して、体をガン感染症に
かかりやすい状態にしてしまいます。

この悪玉菌は加齢とともに増えてきて
しまいます。

腸内の細菌のバランスが崩れて、善玉菌が
減って悪玉菌が増えてくると、下痢や
便秘が起こりやすくなってきます。

 

 

 

腸内環境を整える方法とは

毎日便通があっても、腸内環境が良くない
人がたくさんいます。

しかし便が出ないなどの症状がなければ、
人はそれほど腸内環境には関心が
ありません。

全身のエネルギー源を送る出発点となる
腸がきれいになると、自然と痩せますし、
肌もキレイになって疲れにくくなります。

逆に、腸が汚れていると太りやすかったり
肌が荒れやすく疲れやすくなります。

腸内環境を整えるためには、腸内細菌を
善玉菌が優位になるような状態にする
ことが大切です。

そこで、善玉菌優位な腸にするためには
どうしたら良いかということになります。

そのためには、腸のぜんどう運動を
活発にさせて、自律神経のバランスを
整えることが必要になります。

 

ぜんどう運動を活発化させるには

ぜんどう運動を促すには、ぜんどう運動を
支配している副交感神経を高めれば良い
わけです。

ぜんどう運動が低下していると、食べた
物が腸内で異常発酵して悪玉菌が活動
しやすい腸内環境になります。

しかし、ぜんどう運動が活発になると、
腸内に残っている物が円滑に押し
出されていくので、腸内がきれいに
なります。

また、善玉菌も活動しやすくなります。

そうなれば、日和見菌が善玉菌の味方に
なって、ますます善玉菌の勢いが加わって
腸のぜんどう運動が活発になり腸内環境が
整えられていきます。

 

自律神経のバランスを整えるには

自律神経には、興奮モードの交感神経と、
リラックスモードの副交感神経があり
ます。

自律神経の交感神経と副交感神経は
一日の中でリズムを持って動いています。

基本的には、興奮モードの交感神経は
朝から上がり始めて昼をピークに夕方に
向けて下がっていきます。

一方の、リラックスモードの副交感
神経は昼から上がり始めて夜をピークに
朝方に向けて下がります。

このリズムを利用して自律神経を整えて、
副交感神経を高めます。

また自律神経のリズムに合わせた生活を
するべきです。

食事を摂っている時は交感神経が上がり
食後は消化のために副交感神経が上がり
ます。

自律神経が乱れている人の多くは
副交感神経が低下気味なので、自律神経
を整える中でも副交感神経を意識して
高めるようにすることです。

副交感神経が高まれば、ぜんどう運動が
活発になって、腸内環境が整います。

腸内環境が整えば、副交感神経も高まる
という好循環が起こります。

要するに、自律神経の交感神経と副交感
神経は一日の中でリズムを持って動いて
いるので、自律神経の波に生活のリズムを
合わせることで、腸内環境は現在の2倍
以上良くなります。

 

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