便秘を引き起こす冷えを飲み物・食べ物で治すには?

人の体には、さまざまなリズムが
あります。

体温もそのひとつです。

人が朝起きた時の体温は36度、
夕方の高い時には36.5度くらいが
目安です。

女性は、生理の期間中は体温が低く、
排卵日を境に高くなるリズムも
あります。

しかし、近年、この体温に満たない人が
増えてきています。

これを、低体温と言います。

近年の研究では、体温が低いと免疫細胞が
活発に働けなくなり、免疫力が低下する
ことがわかっています。

その結果、風邪やアレルギー性の疾患など、
さまざまな病気を引き起こすだけでなく、
ガンなどの抵抗力も弱くなることが
わかっています。

また、代謝が悪くなるので、太りやすく
なったり、肌や髪が老化するなどの
問題も起こってくるのです。

体に冷えがたまると、さまざまな不調を
招くようになります。

体の冷えが招く代表的な症状

1、自律神経が乱れる

  体のこりや痛みを感じやすくなります。

  自律神経は腸の働きを支配している
  ので、自律神経が乱れると、腸の
  ぜんどう運動が鈍くなりがちになり、
  便秘に陥りやすくなります。

2、代謝機能の低下

  体温が一度下がると、代謝機能が
  12パーセント低下すると、いわれて
  います。

  その結果、肥満になりやすくなります。

3、免疫力の低下

  花粉症やアトピーなどのアレルギー
  疾患を招くようになります。

  また、ウイルスや毒素に対する
  抵抗力が弱まるので、病気にかかり
  やすくなります。

4、内臓機能の低下

  特に、肝臓、腎臓、腸の機能が
  低下します。

  なかでも脳の働きと密接に結びつく
  腸の機能の低下は、便秘や認知症を
  招きます。

5、うつになりやすくなる

  体の冷えは、活発な精神的活動の
  妨げとなります。

ヒマラヤ紅茶

ヒマラヤ紅茶とは、ショウガとシナモンを
加えた紅茶のことです。

ヒマラヤ紅茶には、冷え症をはじめ、、
便秘、下痢、夏風邪、肩こり、不眠、
むくみ、更年期障害などによるイライラ
までも改善する効果が期待できます。

ショウガに含まれるジンゲロンという
発汗作用のある成分は、体や血液を
芯からあたため、新陳代謝を促進します。

この働きが冷えに効果をあらわします。

シナモンの香りには、自律神経を
しずめて、リラックスさせる効果が
あります。

ですから、生理や更年期障害、疲れ
などで気持ちがイライラしている時に、
このシナモンの香りをかぐことで
気持ちが落ち着き、生理痛や疲れの
軽減に役立つと考えられます。

ヒマラヤ紅茶で注目すべきはカリウム
です。

カリウムは、血圧を下げる働きに
加えて、強い利尿効果も持っているため、
むくみなどに有効です。

これら三つの食材には、共通の働きが
あります。

それは、抗酸化作用です、

即ち、活性酸素によって体内の細胞が
酸化するのを阻止する働きです。

活性酸素が体内で増えると、血中の
コレステロールが酸化して動脈硬化を
引き起こしたり、細胞が傷つけられて
ガンや老化を招いてしまいます。

これらの元凶とも言える細胞のサビを
ショウガ、シナモン、紅茶が合わさる
ことによって、より強い力で撃退し、
動脈硬化をはじめとする生活習慣病や
老化も予防できるのです。

昼間に増えた体内の活性酸素の害を
減らして、体があたたまり、
よく眠れるので、このヒマラヤ紅茶を
飲むのは、夜がより効果があります。

ヒマラヤ紅茶の作り方

1、ティーポットに好みの紅茶を
  入れて、熱湯を注ぎ、2~3分
  おきます。

2、ティーカップにすりおろした
  ショウガ(小サジ1/3~1/2)を
  先に入れて、そこに1の紅茶を
  注ぎます。

  そして、シナモンパウダーを
  加えたら、出来上がりです。

  目安は、毎晩、食後に一杯飲むと
  よいです。

人参酒

人参には、免疫力を高める作用があり、
内蔵の活動を活発にし、血液の働きを
良くしてくれる効果があります。

人参は、冷え症や胃弱、免疫力を高める
などの効能がありますが、食べたら
すぐに効くという野菜ではありません。

毎日、適量を食べていれば、おだやかに
確実に効果を発揮してくれる野菜です。

日本酒と一緒に摂ると、その効き目が
より早くなります。

日本酒は、基本的に薬を効きやすくする
働きを持っています。

飲み方は、冷え症で夜なかなか眠れない
人は、就寝前に飲むのがよいです。

胃の調子が悪い人は、食事の前に
食前酒として飲んだらよいです。

なお、体の一部に熱がある時は、
飲むのを避けることです。

具体的には、発熱、赤いニキビが
できている時、熱射病、のどが痛い
などの症状がある際は、人参酒は
控えるようにします。

人参酒の作り方

材料は、人参500グラム(中3本程度)
日本酒750ミリリットル、レモン汁
小サジ1杯です。

1、人参の皮をむきます。

  皮の近くにも栄養分があるので、
  なるべく薄く皮をむきます。

2、人参をすりおろし器ですりおろし
  ます。

3、すりおろした人参を密閉容器に
  入れて、そこに日本酒を注ぎ
  入れます。

4、酸化を防ぐために、レモン汁を
  小サジ1杯程度加えたら、
  でき上がりです。

直ぐに飲めますが、必ず冷蔵庫で
保存することです。

ショウガ味噌汁

ショウガの芳香成分や辛み成分には
新陳代謝を活発にして、体温を上げたり、
血液の流れをよくする働きがあります。

また、味噌に含まれる塩分にも体を
あたためる効果があり、両者を熱々の
スープとして飲むことができる
ショウガ味噌は、冷えとりとして、
これ以上ない食べ方です。

ショウガ味噌の作り方は、お好みの
味噌汁に、すりおろしたショウガを
入れるだけです。

ショウガ一人分は約10グラムです。

便秘の原因となる冷えを防ぐために、自律神経のバランスを向上させる体操

低体温になる原因は、自律神経の
バランスの乱れと運動不足が原因です。

自律神経には全身の体温を維持・調節する
働きがあります。

例えば、寒い時に交感神経が血管を
収縮させて熱が逃げるのを防ぎ、
暑い時には副交感神経が血管を広げて
熱を逃がすといった具合です。

ところが、さまざまな理由で、自律神経は
そのバランスを乱しがちになり、それが
低体温を招くのです。

自律神経のバランスが乱れると免疫力が低下

自律神経を乱す原因は、ストレスや
運動不足、夜型生活、ジャンクフードなど
の食べ過ぎ、喫煙、飲酒など、さまざま
あります。

このような原因のために、自律神経の
バランスが乱れ、交感神経の働きが
優位になってリンパ球が減り、免疫力が
低下してしまうのです。

その結果、冷え症や便秘、肥満、肩こり、
腰痛、肌荒れ、不眠といった多くの
不快症状に悩まされることに
なるのです。

ですから、自律神経のバランスを整えて、
副交感神経の働きを優位にすれば、
リンパ球が増えて、再び血流も高まって、
その結果、不快症状は改善されるのです。

足首をゆらゆら動かして副交感神経を刺激

自律神経のバランスを整えるには、
免疫力を高めながら副交感神経の
働きを高める最適な体操があります。

それが、足首をゆらゆらと動かす
ことです。

あお向けに寝て、両足首を同時に
外側と内側に交互に倒す体操です。

この足首をゆらゆらと動かすと、
背中や股関節周辺、仙骨(せんこつ)や
腰椎(ようつい)などに振動が伝わり、
自律神経が刺激されて、副交感神経の
働きが優位になり、結果的に免疫力も
高められます。

足首をゆらゆら動かすやり方

1、あお向けに寝ます。

  床か、布団の上に、あお向けに寝て
  全身の力を抜きます。足を肩幅程度に
  開きます。

2、足首を揺らします。

  まず、足先を外側に開きます。

  次に、足先を内側に閉じます。

  これを繰り返します。

目安は3分間行います。

腹式呼吸で冷えを解消

腹式呼吸には、体をリラックスさせて
ストレスを解消する作用があります。

腹式呼吸は副交感神経に働きかけて、
これを優位にします。

そうすると、筋肉の緊張がほぐれて、
血管が拡張して血液の流れがスムーズに
なるので、酸素や栄養素が全身に十分
行き渡るようになり、全身のガス交換が
活発になって、冷えや肩こり、むくみ、
関節痛なども解消できるのです。

腹式呼吸のメリットは、横隔膜を上下
させるので、周囲の内臓に圧力がかかり
マッサージと同じような効果があると
いうことです。

特に、横隔膜の下にある腸を刺激して
ぜんどう運動を促し、便秘を防ぐことが
できます。

呼吸法には、さまざまな種類がありますが
、舌まるめ呼吸は免疫力低下に最も
効果があります。、

この呼吸法のコツは、第一に姿勢を
正して胸を開くことです。

これだけで内蔵の圧迫もとれるので、
空気をお腹まで入れやすく、横隔膜も
動きやすくなります。

第二には、吐く息を吸う息よりも
長くとることです。

特に、息を吐く動作には気持ちを
安定させるホルモンを脳から分泌させる
作用があるので、長く息を吐いて
体の中の空気を出し切ってから、次の
息をするようにします。

舌まるめ呼吸のやり方

1、舌を丸めるようにして、先を
  1センチほど出します。

  舌の間からお腹にためるように
  息を吸います。

2、1で、息を吸い切ったあと、
  舌をしまって口を閉じ、気化熱で
  冷たくなった息と舌を味わうように
  2秒間息を止めます。

3、口は閉じたまま、鼻から7秒で
  息を吐き切ります。

ここまでを7回繰り返して1セットです。

目安は一日に3セット行います。

なお、舌を丸めるのが出来ない人は、
口を「イー」の形にし、舌は舌の歯に
つけます。

軽くかみ合わせた歯の間から、お腹に
ためるように息を吸い込みます。

ポイントは、背を伸ばし、息をお腹に
入れて、息を吐き切るまで、次の
呼吸をしないことです。

どちらも、体が自然に要求するだけ
行い、無理をしないことです。

体が冷えている時は行わないように
します。