便秘解消に効果のあった食べ物

年齢や日常生活に応じた栄養を確保
しながら、積極的に食物繊維の多い食品を
摂るように心掛けることです。

食物繊維は腸内細菌のうち、善玉菌を
増やす働きがあり、この善玉菌が食物
繊維をエサとして増え、代謝物として
有機酸を生じ、この有機酸が腸壁を
刺激して腸管のぜん動運動を高めて
便通を促します。

今回は、特に便秘解消に効果のあった
食べ物を紹介します。

 

すき昆布

すき昆布の産地は岩手県で、養殖昆布を
浜でさっと茹でて、それを細く切り、
枠の中に広げて乾燥させたものです。

すき昆布には、食物繊維やミネラル、
カリウムが豊富で、その他にもビタミンA
、ビタミンB2、鉄、ヨード、カルシウム
も含まれています。

すき昆布に含まれている豊富な食物繊維が
便の量を増やし、腸の運動を活発にして
排便をスムーズにしてくれます。

また、ミネラルやビタミンによって代謝が
良くなり腸の働きが活発になるので
便秘解消に役立ちます。

乾燥したすき昆布は、水で戻すと、細く
切った昆布のようになりますが、少し
かたいので、さっと火を通してから
料理に使います。

普通の昆布よりも食べやすく調理が
楽です。

調理法としては、酢の物やサラダにしたり、
煮物に使ってもよいです。

その他に、すき昆布を油で炒めて、大豆や
アゲなどと炊き合わせても美味しいです。

すき昆布はデパートや大手のスーパー
などで購入できます。

 

酢大豆

酢は胃酸の分泌を高めて消化吸収を
促して大腸の負担を減らしてくれます。

軽症の便秘であれば、大サジ一杯の酢に
コップ一杯の水を加えて毎朝飲むだけで
治るほど便秘解消に効果があります。

大豆に多く含まれている不飽和脂肪酸には
腸内での便のすべりを良くする作用があり
、さらに大豆に含まれる食物繊維が腸内の
水分を吸収して便の量を増やし排便を
促してくれます。

ところで、慢性便秘にはケイレン性便秘、
弛緩性便秘、習慣性便秘がありますが、
タイプに合わせて酢大豆を食べると、
より効果があります。

ケイレン性便秘の人は、大腸の働きが
高ぶった状態にあるので、腸をあまり
刺激しないようにすることが大切です。

そのためには、酢大豆をミキサーに
かけるか、細かく刻んで、出来るだけ
消化されやすくすることです。

また、刻んだ山芋と酢大豆にダシを
加えてミキサーにかけて、それを皿に
入れて、輪切りしたオクラを上に
飾った料理などはケイレン性便秘には
効果があります。

一方、弛緩性便秘や習慣性便秘の人は
朝食を抜いたりしないで、三食きちんと
食べ、運動不足を解消しながら、酢大豆
を一日に10粒程から食べ始めて、30
粒まで、少しずつ増やしてみることです。

なお、良く噛んで食べることも大事です。

また、酢大豆をそのまま食べるばかりで
なく、料理の材料として使うことも
よいです。

例えば、ワカメと酢大豆の酢の物に
したり、人参・鶏肉・キクラゲなどと
いっしょに炒め物にしたり、レンコンや
ゴボウなどの煮物を作る時に酢大豆を
いっしょに煮含めたりしたら良いです。

酢大豆に使う大豆は、生の大豆を使う
場合もありますが、出来たら茹でた
大豆か、炒った大豆を使う方が
よいです。

炒った大豆を使うと、香ばしくなり
美味しいです。

材料は、ひとつかみの大豆に対して
200ミリリットルの酢の割合です。

口の広い蓋付きのビンなどに漬け込むと
よいです。

4~6日で大豆が酢を吸って膨らんで
きたら食べられるようになります。

酢大豆の作り方

1、大豆をザルに入れて水洗いを
します。

2、(大豆を茹でてから使う場合)
水洗いをした大豆を茹でて、
布巾かペーパータオルで水けを
よく拭き取ります。

(大豆を炒ってから使う場合)
水洗いをした大豆の水けを
拭き取ったらフライパンで
から炒りします。

3、広口のビンに入れて酢を注ぎます。
4~6日で出来上がります。

 

トウモロコシ

トウモロコシは、以前は夏だけの食べ物で
、焼いたり茹でたりして食べる以外には
コーンスターチとして食材に使われていた
だけでした。

しかし、現在では冷凍品や水煮の缶詰が
年中出回っていますし、コーンスープ
もふえています。

コーンスターチやコーンフレークなどの
加工品としての需要も大きく、茶、酒、
油、漢方薬などの原料にも使われて
います。

トウモロコシには、炭水化物と外皮に
含まれている食物繊維が豊富です。

トウモロコシの主成分は炭水化物で、
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE
などのビタミン群、マグネシウムや
カリウムなどの各種ミネラル、
食物繊維をバランス良く含んでいます。

食物繊維に関しては、玄米が100
グラムあたり1.4グラム、白米が0.3
グラムに対して、トウモロコシは
100グラムあたり3.0グラムと
非常に多いです。

トウモロコシの実を包んでいる外皮
には、不溶性の食物繊維の一種である
セルロースが多く含まれています。

セルロースは大腸で水分を吸収して
膨らみ、便の量を増やして腸の
ぜん動運動を促進させます。

またトウモロコシに含まれる水溶性の
食物繊維は、腸内細菌によって直ぐに
分解されて、短鎖脂肪酸が腸のぜん動
運動を刺激するために便通が良くなり
便秘が解消します。

更に、悪玉コレステロールを減らして
動脈硬化を予防したり、腸内の
ビフィズス菌を増やす効果もあります。

 

アロエの酢漬け

アロエは、いろんな効用がありますが、
苦くて食べにくいのが難点です。

そこで、アロエを酢に漬けることで
独特の苦味も気にならなくなります。

アロエには下剤の働きをする成分が
含まれているので、大腸のぜんどう運動が
強まり便通が良くなります。

一方、酢には胃の働きを高める作用があり
、大腸の運動も活発になります。

なお、アロエを食べると便秘の改善は
したのに、下痢気味になってしまう人は
食べる量が多すぎるためです。

人によって作用の程度は違いますが、
食べる量の目安は一日に生の葉を
3~5センチです。

アロエの酢漬けの作り方

1、アロエの葉は出来るだけ肉厚の
  部分を切り取って、よく水洗いを
  します。

  トゲを包丁で削ぎ落として布巾で
  水気を拭き取ります。

2、アロエを食べやすい大きさに切って、
  広い口の容器に入れ、ハチミツを
  加えます。

  ただし、ハチミツは添加物のない
  ものを使うことです。

3、レモンはアロエの葉10枚に対して
  1個ほど使用します。

  レモンはよく洗ってから水気を
  布巾で拭き取り、皮ごと八つ切りに
  して、2の容器に入れます。

  ただし、レモンは国産のもので
  ワックス処理をしてないものを
  使用してください。

4、玄米酢をレモンとアロエがひたひたに
  つかるくらい入れます。

5、蓋をして戸棚や冷蔵庫などの冷暗所に
  置いて保存します。

  ひと月ほどで食べられるように
  なります。

  漬け込んだ酢はドレッシングに使うと
  よいです。

 

 

食物繊維の多い葉物野菜

欧米の肉食中心の食事が普及して、食物
繊維の摂取量が減少するとともに、便秘
の人が増える傾向にあります。

野菜や豆・イモなどの便のもとになる
食物繊維の多い食品を摂ることが
大切です。

今回は、食物繊維の多い葉物野菜を
紹介致します。



アシタバ

アシタバは八丈島原産のセリ科の多年草で
、β-カロテン、カルシウム、カリウム、
鉄などのミネラル類や、ビタミンB、
ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類が
豊富です。

また、黄色の色素成分である2種類の
カルコンや、レバーなど多く含まれている
ビタミンB12、葉緑素なども含まれて
います。

アシタバは、食物繊維が多いので便秘改善
の効用ばかりでなく、高血圧、貧血などの
効能もあります。

便秘がちな人は、腸の中に便が長く
とどまっているために、水分が吸収されて
かたくなってしまいます。

アシタバには、便をやわらかくする作用が
あるので、便秘に効果を発揮する
わけです。

アシタバの生葉は八百屋やスーパーなどで
入手できます。

また、アシタバを粉にしたものや、お茶
などの加工品も市販されています。

がんこな便秘には、生葉のまま食べると
効果があります。

生食の場合は、やわらかくて苦味の
少ない若葉がよいです。

生葉を水で洗って、よく噛んで食べます。

また、ドレッシングやマヨネーズをかけて
食べてもよいです。

その他には、新鮮な葉と茎を水洗いして、
細かく刻み、すり鉢ですりつぶした青汁は
即効性があります。

また、アシタバ茶やアシタバ酒も効果が
あります。

便秘がちの人はアシタバのおひたし、
天ぷら、あえ物、炒め物などを
常食するといいです。

 

モロヘイヤ

モロヘイヤは中近東原産の健康野菜で、
においや味にクセがないので、和洋中
どんな料理にも使えます。

天ぷらやコロッケ、野菜炒め、雑炊、
サラダなど、いろんな料理に応用
できます。

モロヘイヤは、カロチンがほうれん草の
3倍以上、人参の1.5倍含まれていて、
その他にもカルシウム、鉄、カリウム、
ビタミンB1・B2・Cが豊富です。

しかも、食物繊維も多く含まれているので
便秘にも良く効きます。

モロヘイヤは味噌汁に入れても良いですし
、かき揚げにしたり、おひたしにしても
よいです。

モロヘイヤを細かく刻むと、ぬめりが
出ますが、これはオクラのネバネバと
同じようなものです。

ただし、モロヘイヤには、ほうれん草と
同じようにシュウ酸が多いという欠点が
あります。

それで、サラダなど少量の場合は良い
ですが、たくさん食べる時は、必ず
さっと茹でてから使うことです。

一分間ゆでることで30パーセントの
シュウ酸が取り除けます。

その他の利用法には、モロヘイヤの
ジュースがあります。

作り方は、さっと茹でたモロヘイヤに
ハチミツや牛乳、バナナを加えて
ミキサーにかければよいです。

なお、モロヘイヤの粉末、せんべい、
スープ、クッキー、モロヘイヤ入り
めん類などの加工品が市販されて
います。

 

ほうれん草

ほうれん草は、代表的な緑黄色野菜で、
栄養価も高く、ビタミンA、ビタミンB、
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、
カルシウム、カリウム、マンガン、鉄分、
食物繊維などが豊富に含まれています。

ほうれん草を生で大量に食べなければ
問題はないですが、アクの元となる
シュウ酸が含まれていますので、茹でて
アク抜きをすることです。

油で炒めると、カルシウムの吸収率が
上がるので、アク抜きをして、油で
炒めたらよいです。

また、ほうれん草の青汁も苦味が
少なくて飲みやすいです。

ほうれん草に豊富なβカロテンや
ビタミンAが免疫力を高める効果を
発揮します。

ほうれん草には、腸に入ってきた食べ物を
外へ出すための動きである腸のぜん動運動
を活発にするビタミンB1が含まれている
ことや、食物繊維が豊富なので、便秘の
予防や改善に効果的です。

ほうれん草は、このように腸内の排泄物を
掃き出してくれる優れた整腸作用がある
ので、ヨーロッパではホウレンソウ
のことを”胃腸のほうき”と呼ぶことも
あるそうです。

 

 

 

 

ミカン、プルーン、リンゴなどの果物の食物繊維

一日に食事から摂る食物繊維の目標量は、
18~69歳で、男性20g以上、女性18g以上と
なっております。

食物繊維は、海藻類、豆類、野菜類、
きのこ類、果実類などにたくさん含まれて
います。

今回は、便秘解消に効果のあった果物を
紹介致します。

 

ミカン

ミカンは風邪の予防ばかりでなく、便秘
にも良い果物です。

ミカンは、ビタミンCが豊富でセルロース
ヘミセルロースなどの不溶性の食物繊維
と、ペクチンのように水溶性食物繊維
含んでいます。

セルロースなどは、便に湿り気を与えて、
便の量をふやし、排便をスムーズにします。

ペクチンは乳酸菌の栄養分となります。

乳酸菌のような善玉菌が増えると、腸内
細菌のバランスが整えられるので便秘も
改善されます。

ほとんどの人は、ミカンを食べる時は、
袋の部分を捨てて実だけを食べるようです
が、それは実に勿体無い食べ方です。

何故ならば、ペクチンはミカンの実の部分
よりも、袋の部分に多く含まれているから
です。

ですから、袋ごと食べるほうがよいです。

 

プルーン

プルーンは、緩下作用のある成分が多く
含まれ、特にカリウムはナトリウムの
排泄を促して血圧を下げる作用が
あります。

カリウムを多く摂ると、腸の蠕動運動が
活発となって排便がスムーズになります。

なお、緩下作用とは腸の動きを高めて、
排便を促す作用です。

その作用はプルーンにソルビトールと
言う成分が含まれているからです。

緩下作用のある食べ物にはプルーンの
他にアロエがあります。

また、プルーンには食物繊維も多く
含まれ、さらに、豊富なビタミンB1
・ビタミンB2、ナイアシンなどの
ビタミンB群が腸内のビフィズス菌を
ふやして腸の働きを整えてくれます。

プルーンの甘みは、大部分が果糖と
ブドウ糖で、砂糖と違い吸収される時に
体内のビタミンを消費しないので、
非常に効率がよいです。

また、プルーンに含まれるマグネシウムが
腸のぜんどう運動を高めて便通を良くして
くれます。

プルーンは乾燥させたものが市販されて
いますが、毎日少しずつ食べていると
腸の働きが整えられて効果が出てきます。

乾燥プルーンは、そのまま食べてもよい
ですが、ひたひたの水で煮て、やわらかく
したものを食べてもよいです。

水の代わりに、赤ワインや紅茶で煮る
方法もあります。

また、やわらかくしたプルーンを潰して
無糖ヨーグルトに混ぜて食べると、一層
効果があります。

その他には、サツマイモとプルーンを
やわらかく煮たり、やわらかくした
プルーンを細かく刻んで野菜サラダに
混ぜたり、ジュースなどの飲み物に
加えてもよいです。

 

リンゴ

リンゴが便秘に効くのは、リンゴの皮に
含まれている食物繊維の働きによるもの
です。

そのうちペクチンは、リンゴの皮の部分に
多く含まれています。

食物繊維が便の量をふやし、便が腸を通過
する時間を短くするとともに、食物繊維の
水分が便を適度なやわらかさに保って
便通をよくします。

さらに、食物繊維が腸内の善玉菌である
ビフィズス菌を増やします。

このビフィズス菌はリンゴのカスなどを
分解して、酢酸や乳酸菌にかえて、
それらの有機酸が腸管を刺激して便通を
良くしてくれる働きをします。

また、リンゴに含まれるクエン酸や
リンゴ酸などの有機酸も腸管を刺激して
便通を良くしてくれます。

がんこな便秘を治すには、よく洗った
リンゴを一日に4~5個、皮ごと食べると
よいです。

ストレスによる神経性の便秘の人は、
腸内の善玉菌が減りやすいので、リンゴを
食べて善玉菌をふやして便秘の予防に
努めることです。

 

 

 

 

食物繊維やミネラルが豊富な穀物

一日に出す便の量は、一人平均200
グラムです。

それでも、以前に比べると150グラムも
少なくなっています。

便の量が減少している理由の一つは、食物
繊維の摂取不足によるものです。

穀物や豆類などに含まれる食物繊維は、
腸内のガスや細菌の死骸をからめとり
ながら、便のかさを増やす役割を果たして
います。

そこで、食物繊維が不足すると、食べ物の
ガスが腸内に残り、腐敗菌を増殖させる
原因になります。

穀物や豆類は免疫力を上げて、便秘や
下痢をしない元気な腸を保つために有効
です。

 

雑穀ご飯

押し麦や、あわ、きび、そばなどの
雑穀にはミネラルと食物繊維の含有量が、
白米よりも、ずっと高く栄養的に優れて
います。

ミネラルは体内の老廃物や毒素を分解して
排泄する作用があり、細胞を活性化させ
たり、新陳代謝を促進します。

また、女性の美肌を保つのに非常に有効
です。

食物繊維は、胃腸の働きを整えて便秘の
解消には欠かせません。

腸壁に残っている老廃物や、余分なコレ
ステロールや脂肪などの有害物質をからめ
とり、便として体の外へ出す働きを
します。

雑穀は、種類によって豊富な栄養素が
異なりますので、足りないものを補う
ような雑穀ご飯を作ることです。

きび

きびはイネ科の一年生草本の雑穀で、
穀物の中で一番低カロリーと言われ、
良質なミネラル・たんぱく質を含み、
特に鉄分・亜鉛・マグネシウムが多く
含まれています。

黄色の細かい粒状で、消化が良くて、
血行促進の効果があります。

ひえ

ひえは、やせた土地でも育ち、ミネラルと
食物繊維に富んでいます。

そばに良く似た黄色の粒状で、白米に
比べて、食物繊維や マグネシウム、
鉄分やカリウムが豊富に含まれて
います。

押し麦

押し麦は、大麦を蒸気で蒸して、
やわらかくしたものをローラーで
つぶすように押し、平べったくしたもの
です。

食物繊維が豊富で、水分をふくむと、
やわらかい歯ざわりになります。

そば

そばの実をゆでて乾燥させ、皮をむいた
状態の雑穀の一種です。

ビタミン類やタンパク質が豊富で、そばに
含まれるルチンが血管を強化します。

あわ

あわは、温暖で乾燥した風土を好み、
生育期間が3~5ヶ月と短いために、
高地や高緯度地域でも栽培することが
できます。

必須アミノ酸と鉄分が多いので、貧血や
不眠症の人にお薦めです。

黒米

黒米とは、 精白してない米で、抗酸化
成分があり、炊くと濃い紫色になります。

赤米

赤米とはイネの栽培品種のうち、玄米の
種皮または果皮の少なくとも一方に
タンニン系の赤色色素を含んでいて、
体を温める働きがあります。

雑穀ご飯の作り方

3~4人分の材料は、白米2合と、黒米、
もちきび、押し麦、もちあわを各大サジ
1杯を用意します。

1、白米を研いで、鍋に通常の量の水を
入れて、用意した雑穀を加えます。

2、1で加えた雑穀と同量の水を足し
ます。

この例の場合は、4種類の雑穀を
各大サジ1杯ですので、大サジ
4杯の水を加えます。

3、30分以上、水に浸して置いた後で、
通常通りに炊きます。

なお、食べる量の目安は、一日に一膳
です。

雑穀クッキーの作り方

クッキー20枚分の材料は、ふるった
小麦粉100グラム、ベーキングパウダー
小サジ1杯、きび、ひえ、あわ、黒米など
の雑穀を大サジ3杯、白砂糖30グラム、
塩をひとつまみ、サラダ油を大サジ3杯
用意します。

ただし、市販の既にミックスされた雑穀を
利用する時は、小豆は煎ってもやわらかく
なりにくいので、小豆入りのものは
使わないことです。

1、雑穀をフライパンで弱火で、から煎り
します。

黒米の皮がはじけて、ポップコーンの
ように、ふくらんだら、フライパンを
火からおろします。

2、ボウルにサラダ油、砂糖をいれて、
とろりとするまで混ぜます。

次に、水を大サジ1杯いれて、
もったりするまで、混ぜ合わせます。

3、2に小麦粉、ベーキングパウダー、
塩と、1を入れて、生地全体が完全に
なじむまで、よく切り混ぜます。

4、オーブンシートを敷いた天板に3を
小サジ1杯ずつとっておき、水で
ぬらしたフォークで背をつぶすように
広げます。

5、180度のオーブンで15~20分
焼けば出来上がりです。

なお、トースターで焼く時は、生地を
じかに5分ほど焼いて、アルミホイルを
かぶせて、さらに5分ほど焼きます。
さらに、余熱で火を通します。

食べる目安は、食事がわりに6枚程度
です。

食物繊維が多いので、お茶などと
いっしょに食べるとよいです。

 

米ぬか豆乳

精米された白米は、栄養の宝庫である
米ぬかが削ぎ落とされています。

米ぬかには、ビタミンB1・B2、
ナイアシンと言ったビタミンB群が
含まれています。

ビタミンB群は、エネルギー代謝を
促して、疲労回復や太りにくい体質を
作る働きがあります。

食物繊維も豊富で、便秘改善にも役立ち
体内の老廃物を排出し、ニキビや肌荒れ
を予防する効果があります。

米ぬかは、食べにくいのが難点ですが、
米ぬか豆乳にすれば、米ぬかと豆乳の
両方の効果が期待できます。

大豆が原料の豆乳は、良質なタンパク質が
豊富で、血管壁にこびりついた悪玉
コレステロールを除去したり、大豆
イソフラボンの作用によって骨粗鬆症を
予防する効果があります。

また、米ぬかには食後の血糖値を抑える
効果もあります。

なお、米ぬかは米屋で入手出来ますが、
酸化しやすいので、精米後一日以内の
ものを購入することです。

また、保存する場合は、米ぬかが
あたたかい時は冷ましてから、密封容器に
入れて冷凍庫で保存して、一週間ほどで
使い切ってしまうことです。

また、塩分や唐辛子の入った漬物用の
米ぬかは使えません。

米ぬか豆乳の作り方

材料は、豆乳150~200ミリリットル
、米ぬか大サジ2杯を用意します。

1、フライパンに米ぬかを入れて、弱火で
約5分から煎りします。

香ばしいニオイがして、薄い茶色に
なったらよいです。

2、豆乳に1の米ぬかを加えて、すばやく
かき混ぜて、米ぬかと豆乳をなじませ
れば出来上がりです。

米ぬかは完全に溶けきらないので、
なじませる程度でよいです。

一日1杯を目安に、食前や空腹時の
飲むとよいです。

 

 

 

 

 

クルミ・梅干し入りの番茶・里イモなど

肉やタンパク質に偏った食事を避けて、
普段の食事で食物繊維が不足しない
ようにすることが大切です。

便秘を防いで腸の若返りに効果を発揮
する野菜、海藻類、イモ類、豆類、
穀物などを出来るだけ多く食べる
ことを心掛ける必要があります。

 

クルミ

クルミの主な作用としては「腎を補って、
肺をあたため、腸をうるおす」と言われる
ように三つの働きがあります。

腸をうるおす働きが便秘を改善します。
特に、若くても活力に乏しい無力体質の
人や、体力が衰えたお年寄りによく見ら
れる、コロコロした黒い硬い便の出る
タイプの便秘に有効です。

クルミは、ビタミン、食物繊維、ミネラル、
良質のタンパク質、リノール酸などが
豊富に含まれているので便秘には最適です。

ただ、クルミに含まれる油分は酸化
しやすいので、新しいものを購入して
出来るだけ早く食べることです。

また、カロリーが高いので食べすぎない
ように注意してください。

 

ハトムギ

ハトムギは、各種のタンパク質をバランス
よく含んでいて、体内の新陳代謝を活発に
する働きがあります。

このことが体質改善、利尿作用、美肌作用、
便秘解消などに役立ちます。

ハトムギの手軽な利用法はハトムギ茶
です。

便秘にはハトムギの食物繊維が全部摂取
できるように、ご飯やおかゆに混ぜて
食べるほうが効果があります。

ハトムギを混ぜたご飯は、麦ご飯に似た味
ですが、食べにくいようでしたら、
チャーハンにすると美味しく食べられます。

そのうえで、便秘予防にハトムギを飲むと
さらによいです。

ハトムギ茶やハトムギ粒は健康食品店で
市販されています。

 

梅干し入りの番茶

食欲がない時に梅干しを食べると、食欲が
わいてきます。

これは、梅干しの酸味の主体のクエン酸が
胃を刺激して、胃液の分泌を促してくれる
からです。

しかも、このクエン酸は便秘にも大変
役立ちます。

クエン酸は胃ばかりでなく腸も刺激する
ために、梅干しを食べると腸のぜんどう
運動が高まります。

更に、クエン酸は腸内で悪い働きをする
雑菌の増殖を抑えて、かわりに有用な
乳酸菌を増やしてくれます。

腸内で乳酸菌が増殖すると、その菌体が
便の一部となって便の量を増やします。

便の量が増えると、自然に便通もつき
やすくなります。

便秘はストレスで起こることが多いです
が、梅干しの酸味にはストレスをやわら
げる作用もあり、その点からも便秘の
解消に役立ちます。

梅干しは食前に食べるとよいです。
しかし、空腹時の胃が空の時に梅干しを
そのまま食べないほうがよいです。

理由は、クエン酸や塩分が胃壁に直接
触れて、胃を傷めるおそれがあるから
です。

それで、必ず水分と一緒に摂って濃度を
薄めてください。

また、番茶などと一緒に摂ると、その中に
梅干しの塩分が溶け出して、それが胃や
腸を刺激して消化器全体の働きを活発に
してくれます。

この他に、梅干しは煮魚やあえ物などの
料理にも活用できます。

しかし、毎日たくさんの梅干しを
食べては塩分の摂りすぎになって
しまいますので注意してください。

なお、番茶(ばんちゃ)とは緑茶の一種で
市場流通品では規格外、低級品のお茶を
指します。

 

里イモ

胃腸の弱い人は、胃腸が弱いので栄養が
摂れない、栄養が摂れないから体力が
つかない、体力がないから胃腸の働きも
良くないという悪循環に陥ってしまいがち
です。

このような人は、胃腸を強化することが
大切です。

胃腸の強化には、特に根菜やイモ類などの
根のものが良く、その中でも里イモは最適
です。

里イモは滋養作用があり、胃腸の働きを
良くして消化吸収を高め、便通を良くする
働きがあります。

 

キャベツの酢漬け

便秘予防に必要な食物繊維も毎日食べない
と、食べたり食べなかったりでは、効果は
半減しますので、食べやすい形で常備する
と良いです。

そこで、お薦めなのがキャベツの酢漬け
です。

漬物と比べて塩分も少なく、かなりの量が
食べられるという利点があります。

どんな野菜でも酢漬けにして良いですが、
キャベツは酢漬けにして美味しいです。

またキャベツには食物繊維が豊富である
ばかりでなく、胃腸の働きを高める
ビタミンKやビタミンUなども含まれて
います。

キャベツの酢漬けの作り方は、①500
グラムのキャベツを用意し、葉を一枚
ずつはがして、塩を少し加えた熱湯で
さっと茹でます。

②茹でたキャベツをよく冷まして、ざく
切りにして、よく水気を絞ります。

③米酢1.5カップ、かつおだし2分の1
カップ、みりん大さじ5、酒大さじ2、
天塩小さじ2分の1、種をとった赤唐
辛子1本を合わせて、ひと煮立ちさせ
ます。

それを冷ましてオールスパイス2~3
枚と、ローリエ1枚を加えます。

④最後に、密閉できる容器に茹でて
ざく切りにして水けを絞ったキャベツと
長さ10センチほどの昆布を入れて
③の液を注ぎます。

一日置けば食べられます。

 

ニンニク

ニンニクの効用には、スタミナ強化、
精力増強のほかにも、風邪予防、不眠解消
、整腸作用、更に高血圧、動脈硬化、肝臓
病の予防などがあります。

ニンニクの独特の強い臭いはアリシンに
よるものです。

この成分が唾液、消化液の分泌を促進して、
胃腸の働きを活発にし、食欲を増進させ
ます。

また、アリシンは体内でビタミンと結合
して、アリチアミンという物質になり、
腸管運動を活発にする働きもします。

このようにニンニクは腸の平滑筋の
働きを調整して、ぜんどう運動を
活発にするので便秘にも効果があり
ます。

更に、ニンニクは腸内の善玉菌である
ビフィズス菌を増やす働きもあります。

この時、発生する酢酸や乳酸が腸管を
刺激して、ぜんどう運動をより活発にする
ので、効果が高まります。

慢性の便秘症の人がニンニクを常食する
ようになり便秘が解消した例がありますが
、ニンニクの食べ過ぎはよくありません。

毎日食べるのであれば、一日一粒約5
グラムがよいです。

特に、空腹時に生のニンニクを食べては
いけません。

胃粘膜を刺激して胃痛を起こす事があり
ます。

また、胃ばかりでなく腸にとっても、
刺激が強すぎると腸管が極度に攣縮して
便通がスムーズにいかなくなります。

毎日美味しく食べるには、ハチミツや
醤油や味噌などにニンニクを漬け込んだ
ものがよいです。

また、ニンニクの天ぷらも美味しいです。

その他には、ニンニク一粒をバターと
一緒にアルミホイルで包んで、2~3分
焼いたり、すりおろしたニンニクを
味噌汁の中に入れるのもいいです。

ニンニクのハチミツ漬けの作り方

ニンニク500グラムを一粒ずつバラして
薄皮をむき、さっと洗って布巾で水けを
よくふきとります。

そして、保存ビンにニンニクを入れて
ハチミツをかぶるほど入れて密封して、
冷暗所に保存します。

半年以上おくと甘くなり、臭いも少なく
なります。

ハチミツに漬けたニンニクは、そのまま
食べても美味しいです。

ハチミツはお湯や水で薄めて飲んでも
よいです。

ニンニクの味噌漬けの作り方

ニンニク200グラムを一粒ずつバラして
薄皮をむき、大きいものは2~3等分に
して、さっと洗って水けをよくふきとり
ます。

そして、そのニンニクと味噌200グラム
をボー加えるとルに入れてからめます。

ニンニクと味噌をからめたものをビンに
入れて、押さえて平にし、その上に味噌
120グラムをかぶせるようにのせます。

最後に、きちんとフタをします。

半年くらい置くと食べることができます。

ニンニクを漬けた味噌は、味噌炒めや
豚汁に少量加えるとコクが出て美味しい
です。

味噌漬けニンニクは、そのまま食べても
良いですし、みじん切りにしてワカメ
などとあえてもよいです。

ニンニクの醤油漬けの作り方

まず、ニンニク約500グラムを一粒
ずつバラして、薄皮をむき洗って水けを
ふきとります。

次に、保存ビンに入れて、醤油900
ミリリットルを注いでフタをします。

2~3週間くらいから食べられます。

2~3ヶ月経って薄茶色になったものが
美味しいです。

みじん切りにして漬物やラーメンなどに
加えても美味しく食べられます。

漬け汁は、ギョーザや炒め物などの
タレなどにも利用できます。