多くの女性を悩ます便秘を改善するのに有効な食品とは?

女性の不快症状といえば、便秘や肌荒れ
などがありますが、便秘は女性ホルモンで
ある黄体ホルモンが増えて、腸の
ぜんどう運動が弱まってしまうことが
原因です。

生理の前後に、吹き出物が出てきたり、
肌がベタベタになったりする肌荒れは、
女性ホルモンが過剰になり、皮脂腺が
刺激されたことによるものです。

生理不順は女性ホルモンの
アンバランスが原因です。

ですから、女性ホルモンのバランスを
整えれば、女性の便秘などの不快症状を
改善できるのです。

女性ホルモンの分泌には、タンパク質、
亜鉛、脂肪など、いろいろな栄養素が
関係しています。

それで、いろんな栄養素を普段の食事で
バランスよく摂ることです。

女性ホルモンが原因で不快症状が
起きている方に最適なのが、
黒ゴマきな粉ミルクです。

黒ゴマきな粉ミルクとは

黒ゴマ、きな粉、ミルクはすべて、
女性ホルモンを整えて、ホルモン力を
高める優れた食材なのです。

女性ホルモンの分泌を促す黒ゴマ、
イソフラボン豊富なきな粉のパワーが
女性の不快症状を改善してくれます。

黒ゴマは抗酸化作用が高い食品で、
動脈硬化、ガン、心疾患、糖尿病
などを防ぐ物質がたくさん含まれて
います。

ゴマに豊富に含まれる成分に、
タンパク質の原料となるアミノ酸が
あります。

これは、脳が卵巣に女性ホルモンの
分泌を促す指令を出す際の伝達役となる
ホルモンの原料になっています。

また、ゴマには女性ホルモンそのものの
原料になる良質の脂肪分、不飽和脂肪酸も
豊富に含まれています。

不飽和脂肪酸は、体内では合成される
ことのない必須脂肪酸です。

この中にあるアラキドン酸は、
女性ホルモンのもとになるDHEA
(デヒドロエピアンドロステロン)という
ホルモンを女性ホルモンに変化させる
酵素の活動を活発にする作用があります。

ゴマには女性ホルモンのバランスを
調整するだけでなく、直接的に肌を
美しくする力もあります。

セサミノールという成分に強力な
抗酸化作用があり、これがシミの
予防だけでなく、出来てしまったシミを
薄くしてくれるのです。

きな粉には、黒ゴマと同じく、ホルモン
分泌に影響する脂肪やタンパク質が多く
含まれているだけでなく、
大豆イソフラボンも豊富に含まれて
います。

イソフラボンは女性ホルモンの一種で、
きな粉を摂ると、女性ホルモンの
代役としてバランスを整えてくれます。

女性ホルモンが欠乏している時は
イソフラボンが補い、逆に
女性ホルモンが分泌過剰になっている
時はそれを抑えてくれます。

女性ホルモンの分泌を促す食材である
黒ゴマと、きな粉を摂る一つの方法は
牛乳やお湯でといて飲む方法があります。

もう一つの方法は、スキムミルクを
プラスする方法です。

女性ホルモンには、カルシウムが骨から
溶け出すのを防止する働きがあります。

このため女性ホルモンが減ってくると、
骨粗鬆症になる可能性が高くなります。

これを防ぐためには、カルシウムの
豊富なスキムミルクがぴったりなのです。

黒ゴマきな粉ミルクの作り方

一人分の材料は、すり黒ゴマ大さじ1杯、
きな粉大サジ3分の2杯、スキムミルク
大サジ1.5杯、お湯150ミリリットル
です。

1、カップに、すり黒ゴマ、きな粉、
  スキムミルクを入れます。

2、1の材料の入ったカップに、お湯を
  注ぎます。

3、スプーンで、よくかき混ぜれば
  出来上がりです。

甘味が足りないと感じる人は、黒砂糖か
ハチミツを少量加えると、飲みやすく
なります。

目安は、一日3杯を食前に飲みます。

食前に飲むと、満腹感があるので、
ダイエット効果も期待できます。

黒ゴマおから

便秘を改善して、女性ホルモンの
バランスを整えてくれるのに最適なのが
黒ゴマおからです。

ゴマは、脂質、タンパク質を主に、
食物繊維やビタミン、ミネラルなどを
バランスよく含んでいます。

特に、脂質はその50パーセントが
良質なリノール酸で、余分な
コレステロールを減らし、高血圧、
動脈硬化の予防、改善に役立ちます。

ゴマのタンパク質には、人間の
成長に欠かせない必須アミノ酸が
豊富です。

この必須アミノ酸は体内では
作り出せないので、食品からしか
摂取できません。

おからは、豆腐を作る際に、豆乳を
絞った残りですが、大豆の栄養素、
有効成分がたっぷりと含まれています。

また、良質のタンパク質だけでなく、
食物繊維が豊富です。

おからの食物繊維は、ゴボウなどと
違い、弾力があって、やわらかいので
消化器にやさしいです。

黒ゴマおからの作り方

材料は、おから200グラム(ご飯
茶わん2杯分)、炒り黒ゴマ大サジ
4杯、調味料(醤油とみりんは、
各大サジ1.5杯、酢小サジ1杯)

1、熱したフライパンにおからを
  入れて、木ベラなどで、ほぐし
  ながら水分をとばします。

  中火で3~4分ほどです。

2、ほぐれてパラパラになった
  おからに調味料を加えて、弱火に
  して、全体になじませます。

3、黒ゴマを加えて、混ぜ合わせて、
  火からおろして出来上がりです。

目安は、一日に大サジ3杯です。

そのまま食べても、ふりかけにしても、
コロッケのたねに混ぜてもよいです。

冷蔵庫で4~5日ほど保存できます。

女性が便秘になりやすいのは何故?

便秘で悩んでいる人は、男性よりも女性が
遥かに多く、男性は10人に1人の割合に
対して、女性は10人中4人にみられると
いう、ある食品メーカーの調査結果が
あります。

厚生省の調査でも、女性は男性に比べて
便秘になりやすいと明らかにしています。

それには、明確な理由があります。

黄体ホルモンの作用

女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体
ホルモンの2種類があります。

卵胞ホルモンは卵巣内の卵胞を成熟させて
排卵、受精に備え、黄体ホルモンは
受精卵の着床に備えて子宮内膜を厚くする
など、妊娠の継続をサポートするための
ホルモンです。

便秘が女性に多いのは、女性の体を
支配する女性ホルモンのうちの
黄体ホルモンが起因しています。

妊娠すると、この黄体ホルモンの分泌が
活発になるうえに、大きくなった子宮が
腸を圧迫するので便秘を起こしやすく
なります。

黄体ホルモンは腸の平滑筋という筋肉の
刺激感受性を低下させて、便のもとになる
大腸の内容物の水分を吸収する作用が
あります。

このため黄体ホルモンの分泌が盛んに
なると、腸のぜんどう運動が抑制され
便が硬くなってしまうのです。

黄体ホルモンには腸の動きを鈍くする
作用があるため、黄体ホルモンの分泌が
増える排卵後から生理の間は、腸の
ぜんどう運動が鈍くなって便を排出
しにくくなります。

そのため、この時期に便秘に悩む女性は
多いのです。

また、妊婦さんが便秘になりやすいのは
妊娠中も特に黄体ホルモンの分泌が
盛んになるからです。

さらに、大きくなった子宮が腸を圧迫する
ことも排便を妨げる原因になっています。

胃腸の動きを鈍くする冷え

血液の循環が悪くなり、体の末端まで
血液が行き届かなくなるのが冷え症です。

体が冷えると血液が滞りやすくなり、
腸の血行も悪くなります。

そして、腸の働きが次第に悪くなり
便秘や下痢などが起こりやすくなります。

体の熱の6割は筋肉で作られるので
男性に比べて筋肉量が少ない女性は
体が冷えやすくなっています。

男性は筋肉量が多く体内で熱を作りやすい
ため、冷え症になる人はそう多く
ありません。

一方、女性は熱を作る筋肉が少ないことに
加え、寒い季節も手足や首周りを露出する
薄着の服装で過ごしたり、ガードルなどで
体を締め付けて血行を悪くしたり、無理な
ダイエットで自律神経や女性ホルモンの
バランスを崩すなど、冷え症につながる
条件がそろいやすくなっています。

体が冷えると内臓も冷えます。すると、
胃腸の動きも悪くなり、便が腸内に
溜まって便秘になりやすくなります。

春から夏よりも、秋から冬に便秘になり
やすい人は冷えが大きな原因となって
います。

体を冷やすファッションを控えたり
腹巻きやカイロでお腹を温めたりと、
冷えを取り除くように心掛けることです。

また、夏も冷房の影響で体は予想以上に
冷えていますので、一枚羽織る物を携帯し
冷えを防止するようにすることも
大切です。

冷え性を改善する方法

1、手浴や足湯で温める

手足が冷え切っていると、全身の血液の
循環が悪くなり手足に十分な血液が
行き届かなくなります。

手浴や足浴で手足を温めると、全身の
血行が促されます。

すると、胃腸にも十分な血液が
行き渡って活性化し、胃腸の動きが
良くなり便通が促されます。

手浴は洗面器に42度ほどのお湯を入れ、
手首から先を10~15分つけます。

湯の中で手のひらをマッサージすると、
血行がより促されます。

足浴は大きめのバケツやタライに42度
程度のお湯を入れ、足首から下を10~
15分お湯につけます。

足の裏を温めることで下半身の血流が
よくなり、胃腸の動きも活発になります。

2、カイロやお灸の温熱効果を利用

胃腸が冷えていると胃腸の活動が鈍り、
便を排出する力が弱まってしまいます。

ですから、お腹周りを温めて血行を
良くして胃腸の働きを活発にするする
ことが大切です。

湯たんぽ、カイロ、腹巻きなどで
お腹を保温するのがよいです。

さらに、効果があるのは、お灸で胃腸の
働きを活発にするツボを温めることです。

お灸の温熱によって胃腸を温めると
同時にツボ刺激によって胃腸につながる
神経が活発化し、便秘を改善します。

なお、妊娠中の方はツボによっては
流産や早産を引き起こす場合が
ありますので、専門の鍼灸師に
相談する必要があります。