竹踏み、塩ぬり、保温によるツボ刺激

ツボを刺激することで、特に自律神経に
働きかけます。

自律神経は内臓、血管などの働きを
コントロールして体内の環境を
整える神経です。

ツボを刺激する事で自律神経の乱れを
改善して内臓の働きを回復させる効果が
あります。

 

竹踏みで足のツボ刺激

便秘を解消するためには土踏まずから
かかとにかけての部分をよく刺激して
うっ血を取り除くことが大切です。

これを実行できるのが、竹踏みです。

大腸が悪くなると、足の裏の土踏まずから
かかとにかけてのあたりに、むくみや
コリがあることが多いそうです。

足の裏を4等分して、かかとから2番目の
部分が大腸の状態を表す部分に
あたります。

この部分に体重がかかるように、竹を
しっかりと踏みしめます。

特に、土踏まずと、足の外側のへりを
よく刺激することで大腸の働きがよく
なり、ぜんどう運動が活発になって
便秘改善に効果があります。

素足のほうが効果はありますが、竹踏みに
慣れるまでは靴下を履くか、竹にタオルを
巻いて竹踏みをするとよいです。

初めのうちは5分間くらい、慣れてきたら
10分間ぐらい続けるとよいです。

夜寝る前か、朝起きてすぐに、この
竹踏みを行うと効果があります。

45センチの長さの孟宗竹を半分に割って
竹踏み用の道具してもよいです。

 

塩ぬりでツボ刺激

ツボに塩をぬって刺激するのも便秘に
効果があります。

太ももの両側に便通穴というツボが
ありますが、このツボを含めた太ももの
上側は、便秘に即効性がある塩ぬりの
特定の領域です。

この領域にツボに塩をぬり、さすると
胃・結腸反射が良くなって便意が
起こります。

また、おへそをはさむ左右の少し下には
補助穴というツボがありますので、その
補助穴のある下腹部にも塩をぬります。

石鹸で体を洗い、湯船につかって十分に
温まってから塩をぬるほうが効果が
あります。

便秘解消には、粒の細かな塩よりも
粒のあらい自然塩が適しています。

塩の量は、一箇所に1~2グラム程度で
よいです。

塩のぬり方は、軽くさすりながら
ぬる程度にします。

力を入れて、こする必要はありません。

直立した時の、手の当たる太ももの
外側にある便通穴に塩をぬり、軽く
さすります。

補助穴のある腹部にも塩をぬり、両手で
軽くさすります。

 

カイロで保温


お腹には天枢、背中には大腸兪という
便秘に効くツボがあります。

天枢(てんすう)は、おへその両側に
あり、おへそから指3本分離れたところに
あるツボです。

便秘の人は、このツボにシコリがあったり
、押すと痛みが走ったりします。

大腸兪は、左右の腰の骨の上縁(上側に
ある縁)を結んだ線と背骨の交わる点から
指2本だけ外側にあります。

正確に、このツボを探すのは難しいので
ツボを含めた広い部分をカイロで温めると
よいです。

軽い便秘であれば腰のツボである大腸兪を
、頑固な便秘ならばお腹のツボの天枢を
使い捨てカイロであたためます。

ただし、カイロを直接、肌に当てると
低温やけどを起こすことがあるので、
ハンカチかガーゼなどにくるんで、
ストッキングやカイロ用ベルトに入れて
お腹や腰に巻くとよいです。

なお、便秘でもお腹が痛い時や便秘と
下痢が交互にあるような時は、カイロで
保温してはいけません。

 

 

 

 

背中と腹部のツボ刺激

便秘には、お腹と背中のツボが良く効き
ますが、これらのツボ刺激・マッサージも
毎日実行・継続することが大切です。

背骨の両脇には肝兪(かんゆ)、胃兪、
腎兪、大腸兪(だいちょうゆ)、小腸兪
など、消化器の働きを整えるツボが
あります。

これらのツボを両手の親指でよくもむと
よいです。

腹部には、巨闕(こけつ)、天枢、大巨
などがあります。

おへそのあたりに両手を重ねて、円を描く
ようにリズミカルに押し撫でます。

 

慢性的な便秘症に効くツボ刺激

慢性的な便秘症の人は、腹圧を強くする
ことが先決です。

刺激するツボは二つあり、一つは腰の
裏側にある大腸兪で、もう一つは
おへその斜め下にある大巨(だいこ)と
いうツボです。

大腸兪は、腸の働きが悪くなると症状が
あらわれるツボです。

ズボンのベルトがかかる腰骨の内側で、
腰骨と同じ高さの脊椎の左右両側の
3センチのところにあります。

大巨のツボは、あお向けに寝て、上半身を
起こした時に、おへその両側でかたく
なった腹直筋の外ヘリにあって、おへその
高さから4センチぐらい下がったところに
あります。

このツボを押した時に、不快感や鈍痛が
あるようでしたら、便秘の前兆と
考えられます。

これらの二つのツボを刺激しながら体操を
します。

息は出来るだけゆっくりと吸って、
ゆっくりと吐き出します。

便秘の人は、毎朝寝床の中で行うと
よいです。

 

ツボ刺激及び体操のやり方

あお向けに寝て、ひざを立てて、中指と
薬指を大巨のツボに当てます。

そして、1、2、3、4と息を吸いながら
ゆっくりおなかを上げて大巨のツボを
押します。

そのあと、指の力を抜いて息を吐きながら
おなかを下げます。

次は、両手のこぶしを腰の大腸兪のツボに
当てます。

そして、1、2、3、4と息を吐きながら
腹筋を使って頭を持ち上げて、尾骨の
あたりを浮かせます。

そのあと、息を吸いながら元に戻します。

 

簡単にできるツボ刺激・指圧

腸の動きにリズムをつけることで、
常習性の便秘に効果のあるツボ刺激・
指圧です。

やり方はあお向けに寝たままで、左手を
おへその左斜め下に当てます。

ここは、大腸がS字のように曲がり
くねっているところで、S状結腸の部分
です。

便秘の人の多くは、この部分に便が
たまっているので、押すとかたいです。

この部分を両手の人差し指、中指、薬指の
腹で、1、2、3、4と数回繰り返して
押します。

繰り返すうちに軽い便秘であれば、3分
ぐらいで便意が起こることが多いです。

毎日続けていると、腸の動きにリズムが
出来て便秘の予防にも効果があります。