腸のぜんどう運動を促し、便を出しやすくするヨーグルトを使った食べ物

ヨーグルトは乳酸菌やビフィズス菌が
豊富で、善玉菌をふやし、排便力を高めて
くれる食品です。

腸内の善玉菌をふやし腸内環境を
整えるのに最も適したヨーグルトの
便秘予防効果をより高める食材と
その食材とヨーグルトを使った食べ物を
紹介します。

黒糖ヨーグルト

乳酸菌には腸のぜんどう運動を促して
便を出しやすくする役割があります。

ですから、便秘を解消するには善玉菌で
ある乳酸菌やビフィズス菌が豊富に
含まれているヨーグルトがたいへん
効果があります。

目安は、一日に150~200グラムの
ヨーグルトを摂るようにするとよいです。

黒糖ヨーグルトは、ヨーグルトの効用に
加えて、黒糖に含まれるミネラルを
効果的に摂取できます。

黒糖は、白砂糖に比べると、カリウムが
550倍、マグネシウムやリンが31倍、
鉄が4.7倍、カルシウムが240倍も
含まれています。

カリウムは、むくみを解消して降圧作用が
あります。

マグネシウムには、だるさや疲れを
取り除く効用があり、リンには脂質や
糖質の代謝に有効です。

鉄は貧血防止に役立ち、カルシウムは
丈夫な骨を作るのに必要です。

ただ、黒糖の摂り過ぎは肥満の原因に
なりますが、一日に約40グラムで
あれば心配はいりません。

なお、黒糖ヨーグルトは便秘だけでなく
ダイエットや肌荒れなども解消して
くれます。

黒糖ヨーグルトの作り方

一回分の材料は、プレーンヨーグルト
150~200グラム、黒砂糖15
グラムです。

1、器にヨーグルトを入れて、黒糖を
  かけます。

2,よくかき混ぜれば出来上がりです。

黒砂糖は器の底に溜まりやすいので
よくかき混ぜてください。

ただ、黒糖はシロップタイプになった
ものがヨーグルトに溶けやすいです。

一日に一回、好きなときに食べれば
良いですが、空腹時に食べるのを
お勧めします。

塩ヨーグルト

肥満の人は便秘になりやすい傾向が
あります。

この肥満による便秘を改善してくれるのが
ヨーグルトに含まれる乳酸菌です。

腸内に入った乳酸菌は善玉菌である
ビフィズス菌を増やして、悪玉菌の活動を
抑えます。

毎日ヨーグルトを食べると、慢性的な
便秘が改善されます。

市販のヨーグルトは糖質が高いものが
多いですが、塩ヨーグルトは糖質の
心配もありません。

プレーンヨーグルトは酸味があるので、
大量に食べるのは大変ですが、
塩ヨーグルトは口当たりも良く、
まろやかです。

食事前に200ミリリットル飲むと
良いです。

塩ヨーグルトの作り方

一回分の材料は、無糖プレーンヨーグルト
100グラム、天然塩2グラム、ミネラル
ウォーター100ミリリットルです。

1、ミネラルウォーターに天然塩を
  入れます。

2、泡立て器などで天然塩をよく
  かき混ぜます。

3、2の塩水をヨーグルトに入れて
  よく混ぜ合わせれば出来上がりです。

朝、昼、夜の食前に飲むと良いです。

スキムミルクヨーグルト

太る体質と痩せる体質の大きな違いは
腸にあります。

痩せやすい体質になるためには、太る腸
から痩せる腸に改善することが必要です。

ヨーグルトが痩せる体質に改善して
くれますが、ヨーグルトを大量に食べると
脂肪を摂り過ぎになります。

それを解決するためにスキムミルクを
使用します。

スキムミルクは脂肪が牛乳の約40分の
1で、カロリーは約半分しかありません。

スキムミルクヨーグルトはスキムミルクを
ヨーグルトに混ぜて、一定時間ねかせて
作ります。

スキムミルクヨーグルトはヨーグルト
だけの時よりも、生きた乳酸菌がふえる
ので、腸内環境を整える効果が高く
なります。

さらに、カロリーは半分ですが、
カルシウムは牛乳よりも多く含まれている
のでダイエット効果もあります。

スキムミルクのカルシウムは、他の食品の
カルシウムと比べて脂肪の燃焼効果が高く
吸収率もよいので、骨粗鬆症を防ぎます。

スキムミルクヨーグルトの作り方

一日分の材料はプレーンヨーグルト400
グラム、スキムミルク60グラムです。

1、プレーンヨーグルトにスキムミルクを
  加えて、ダマにならないように
  泡立て器などでよく混ぜ合わせます。

2、容器に紙ナプキンをして輪ゴムで
  蓋(ふた)をします。

  乳酸菌を増やすために30度前後の
  室温で約3時間おいておきます。

3、ヨーグルトの表面が固まって、
  ほんのりと黄色みがかったら
  出来上がりです。

出来上がったスキムミルクヨーグルトは
冷蔵庫に入れて冷やしてから食べます。

目安は一日460グラム食べるとよい
です。

寒天ヨーグルト

腸内の善玉菌を増やすのに最適な
食べ物はヨーグルトです。

ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌
だけでなく、タンパク質、脂肪、
カルシウム、ビタミンBが含まれて
います。

しかし、ヨーグルトには良い便を
作るために必要な食物繊維が
不足しています。

そこで、寒天をヨーグルトに加えることで
便秘予防効果がより増します。

寒天には体内で消化吸収されない
不溶性食物繊維を豊富に含んでいます。

食物繊維は、便の量を増やし余分な脂肪や
コレステロールを吸着して、便と一緒に
排出します。

また、食物繊維はビフィズス菌のエサと
なり、善玉菌の活動を活性化する作用も
あります。

寒天には、保水力があり適度な水分を
閉じ込めて、やわらかく排泄しやすい
便を作ります。

一日の理想の摂取量は、ヨーグルト
200グラムで、寒天4グラムです。

寒天ヨーグルトの作り方

1、一日分の材料として、ヨーグルト
  200グラム、粉寒天4グラムを
  用意します。

2、器にヨーグルトを入れ、次に粉寒天を
  加えて、まんべんなく良くかき混ぜれば
  出来上がりです。

出来上がった寒天ヨーグルトを朝食後か
夕食後に食べます。朝晩2回に分けても
良いです。

なお、オリゴ糖の豊富なバナナや
食物繊維の多いきな粉などをトッピング
しても良いです。

サツマイモヨーグルト

便秘は乳がん、大腸がん、アルツハイマー
病、自己免疫不全症などの多くの病気の
発症と関係があることが分かっています。

サツマイモヨーグルトは、いろんな病気の
原因となる便秘を改善するためには
最適な食べ物です。

ヨーグルトは善玉菌のビフィズス菌や
乳酸菌を豊富に含んでいて、腸内の
善玉菌を増やしてくれます。

サツマイモは食物繊維が豊富で、便の
量を増やすばかりでなく、ビフィズス菌の
エサにもなり、腸内の善玉菌を増やして、
その善玉菌の働きを活発にします。

さらに、サツマイモに含まれる食物繊維
には悪玉菌が出す有害物質を吸収して
体外に排出する働きもあります。

ビタミンCも豊富で、美肌効果や
善玉菌の活性化、腸の粘膜を丈夫にする
などの効果もあります。

サツマイモヨーグルトの作り方

一食分の材料はサツマイモ160グラム、
プレーンヨーグルト200グラムです。

サツマイモは小ならば1本、大ならば
3分の1本です。

1、よく洗ったサツマイモを厚さ
  1センチ程度に切ります。

2、サツマイモを皿に並べて、水で
  ぬらしたキッチンペーパーを
  かぶせて、電子レンジで2~3分
  加熱します。

3、サツマイモのあら熱がとれたら
  プレーンヨーグルトをかけます。

4、作ったら出来るだけ早く食べます。
  お茶や水と一緒に摂るとより
  効果があります。

一日に1回、好きなときに食べれば
よいです。

ハチミツやオリゴ糖などの甘みを
加えても良いです。

ハチミツやオリゴ糖には整腸作用が
あるので、腸内環境を整える働きが
より高まります。

ヨーグルトの効能について

ヨーグルトは、原料の牛乳に各種の
乳酸菌を入れて作られますが、
腸内細菌のバランスを良い状態にして、
腸の若さを保ってくれます。

乳酸菌は牛乳に含まれる糖を分解して
酢酸や乳酸を作り出し、タンパク質を
材料として有害物質を生成する悪玉菌の
増殖を抑えます。

また、乳酸菌は発がん性物質を分解する
働きや、腸のぜんどう運動を活発にし
排便を促進したり、下痢を防ぐ
整腸作用もあります。

さらに、乳酸菌はビタミンを合成したり
免疫力を高めるなど、人の健康維持に
さまざまな役割を果たしてくれます。

牛乳よりもヨーグルトのほうが
タンパク質やカルシウムの消化吸収も
優れれいます。

牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロするのは
乳糖の形で含まれている牛乳の中の
炭水化物を分解することが出来ないために
お腹を壊してしまうのです。

ヨーグルトは乳酸菌によって乳糖の一部が
すでに分解されて、その乳糖の量も少なく
なっているうえに、乳酸菌が出す
ラクターゼという酵素が残りの乳糖を
腸内で分解してくれるので、お腹を
壊すこと無く安心して食べられるのです。

一日に300グラム以上ヨーグルトを
毎日食べ続ければ腸をきれいに保つことが
できます。

腸を若返らせる秘訣

現代社会では、脂肪の摂取量が増えて、
ストレスに取り囲まれています。

腸の健康が全身の健康につながります
ので、腸をきれいに保つことが必要と
なってきます。

腸内の老化を進める主な原因は、食事
ストレスです。

脂肪やタンパク質に偏った食事を続けて
いたり、強いストレスに長くさらされたり
、抗生物質などを長い期間使用すると、
腸内細菌のバランスが悪くなり、悪玉菌が
増えます。

ですから、腸の健康に役立つ食事を摂り、
ストレスを避ける生活を送り、抗生物質を
出来るだけ使わないように気を配ることが
大切です。

腸内をキレイにすれば、腸は若返ります!

 

食事に気をつける

便秘を防ぎ、体を若く健康に保つには、
ビフィズス菌などの善玉菌を増やすことが
大切です。

そのためには、オリゴ糖ヨーグルト
食物繊維乳酸菌食品などを摂ること
です。

オリゴ糖は甘みはありますが、食べると
すぐに消化・吸収される砂糖とは違って、
消化・吸収されずに大腸まで達します。

大腸に達すると、ビフィズス菌が好んで
オリゴ糖を食べます。

オリゴ糖はビフィズス菌のエサになり
ます。

ビフィズス菌以外のウェルシュ菌などの
悪玉菌はオリゴ糖をあまり食べません。

カロリーも低いので、糖尿病や肥満の方
にも適しています。

オリゴ糖にはゴボウやタマネギなどに
含まれるフラクトオリゴ糖、大豆に
含まれる大豆オリゴ糖など幾つか
ありますが、効果の点ではどれも
ほとんど違いがありません。

オリゴ糖は紅茶やコーヒーなどの飲み物や
料理に砂糖と同じように使えます。

加熱しても効果は変わりませんが、イチゴ
ジャムのように酸性の強いものと一緒に
長時間加熱すると分解されます。

この時、甘みは残るものの、オリゴ糖の
効用は得られません。

オリゴ糖を摂り始めると、人によっては
お腹が張ったり、軟らかい便になったり
する場合があります。

この現象はもともと便秘がちで腸内細菌の
バランスが悪く、悪玉菌が多い人に見れれ
ます。

しかし、そこでオリゴ糖を摂るのを辞め
ないで、オリゴ糖を摂り続けることです。

更に、ビフィズス菌を効率よく増やすには
オリゴ糖と一緒にヨーグルトを摂ると効果
的です。

理由は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が
ビフィズス菌の繁殖を助けるからです。

乳糖もビフィズス菌のエサとなりますが、
乳糖を含む牛乳もビフィズス菌を増やす
のに役立ちます。最も効果的なのが
ヨーグルトです。

食物繊維は人の腸で消化・吸収されずに
排泄されます。

水分を含んで便の嵩(かさ)を増やし、
腸壁を刺激して排便を促します。

長期にわたる便秘になると、腸内の善玉
菌は減り、悪玉菌が増えてきます。

悪玉菌が増えると便秘しやすくなりますが
、食物繊維を十分に摂ることで腸を
きれいに保つことができます。

食物繊維は、野菜、豆類、芋類、海藻類、
穀物などに多く含まれています。

食物繊維は便秘を防いで腸の若返りに
効果を発揮します。

オリゴ糖、ヨーグルト、食物繊維を摂取
しても、まだ便秘が治らない場合は、
ビフィズス菌や乳酸菌が顆粒状や飲料と
なって摂取しやすくなった乳酸菌食品を
摂ると改善されます。

 

ストレスを上手に解消する

腸内環境を悪化させて腸の老化を進める
大きな原因はストレスがあります。

現代社会は常にストレスにさらされる
環境にあり、このストレスが人の腸内
環境に大きく影響を与えています。

不安やイライラ、ショック、恐怖、焦燥
などのストレスを受けると腸内細菌の
バランスが崩れます。

ストレスが多いとビフィズス菌のような
有益な腸内細菌の働きが鈍くなり、
代わってウェルシュ菌などの悪玉菌の
活動が活発になってしまいます。

腸内細菌が正常な状態かどうかを判断する
には自分の便をチェックすることです。

ビフィズス菌などの善玉菌が十分にある
場合は、便は黄色っぽくて甘酸っぱい
ような臭いがします。

赤ちゃんは腸内にビフィズス菌がたくさん
あるので、便はきれいで黄色っぽくして
います。

しかし、ウェルシュ菌などの悪玉菌が
多いと黒っぽく悪臭の強い便になります。

ストレスが加わることで、人の腸内に
悪玉菌が増えることになります。

ストレスが腸内細菌に影響を与える
理由の一つは、腸が内容物を肛門の方へ
送り出す運動である蠕動運動が衰える
ためです。

ぜんどう運動はストレスのショックに
よって鈍くなり、さらに胃酸や腸液の
分泌も悪くなるので、結果として
腸内細菌のバランスが崩れて、
ウェルシュ菌が繁殖してしまうのです。

腸のぜんどう運動は善玉菌のビフィズス菌
が作り出す乳酸や酢酸の刺激を受けると
活発になります。

逆に、腸内で悪玉菌が増えると、乳酸や
酢酸が少なくなって刺激も小さくなり、
腸のぜんどう運動が衰えます。

悪玉菌の多くは腐敗菌で、腸内のアミノ酸
やタンパク質を腐敗させ有害物質を放出
します。

それが、不眠、頭痛、めまい、イライラ、
肌荒れなどの変調をもたらします。

さらに、病原菌などに対する抵抗力である
免疫力を弱らせ、生活習慣病の引き金に
なります。

ですから、健康であるためには悪玉菌を
腸内から減らして、善玉菌が住みやすい
環境にしてやることが大切です。