ウコンやゲンノウショウコの煎じ汁、その他

薬草のお茶や煎じ汁には、人体の自然
治癒力や抵抗力を強め、体質を改善
したり健康を維持する働きがあります。

薬草茶は、緑茶のように飲みやすくは
ありませんが、1種類だけでなく2~3
種類の薬草を組み合わせることによって
飲みやすくなったり、効果が良くなったり
もします。

 

ウコンの煎じ汁

ウコンは生姜科の植物で、開花の時期に
よって、春ウコンと秋ウコンがあります。

効用は、ほとんど違いはないのですが、
春ウコンは薬用、秋ウコンは食用として
使われてきました。

ただ、お茶などの健康食品としては
春ウコンが使われることが多いです。

ウコンには、胃腸の働きを正常化する
作用があるので、便秘や下痢に優れた
効果があります。

それは、ウコンに含まれる黄色色素の
クルクミンやシネオール、クルクメン
などの精油成分の作用によるものです。

また、胃腸障害の他にも高脂血症、
高血圧、糖尿病、肝臓障害などの
成人病を予防する働きもあります。

一日分のウコンの煎じ汁の作り方は、
土瓶かヤカンにウコン10グラムと
500ミリリットルの水を入れて、
約30分間とろ火で煎じると
出来上がります。

毎日作って、その日のうちに飲みきる
ようにしてください。

その他には、お茶や粉末で飲んだり、
生でかじることも出来ます。

 

ゲンノウショウコの煎じ汁

ゲンノウショウコの葉に含まれている
タンニンには、健胃・整腸作用がある
ので、乾燥させた葉をさっと煮た液を
冷やして飲めば緩下剤になります。

また、濃い煎じ汁のあたたかいものを
飲めば下痢止めになります。

なお、緩下剤とは比較的作用の緩やかな
下剤で、便を軟らかくして排便を促す
ために用いる薬剤です。

ゲンノウショウコの葉にタンニンが最も
多く含まれるのは、葉の最盛期の夏
なので、葉や茎を採集するのは
7月~9月がよいです。

また、早く乾くように、晴天続きの
乾燥した日に作ることです。

ゲンノウショウコは、葉ばかりでなく、
花も茎も使えるので、根を残して
地上部を採取します。

さっと水洗いし汚れを落として、少し
ずつまとめて乾燥させます。

最初は天日に当てて乾かし、その後は
風通しの良い場所に陰干しをします。

十分に乾燥させたら、ハサミで2~3
センチの長さに切って、袋に入れて
涼しいところに保存します。

なお、袋には乾燥剤を入れておきます。

乾燥したゲンノウショウコは、薬局や
健康食品店で購入できます。

煎じ方は、ひとつかみのゲンノウショウコ
を土瓶に入れて、ひたひたより少し多めの
水600~800ミリリットルを加えて
煎じます。

便秘には、この煎じ汁を35度くらいに
冷まして、お茶のかわりに飲むと良い
です。

一日に3回、食後15~30分に飲むこと
です。

ゲンノウショウコの煎じ汁は苦味があり
ますが、決してハチミツや砂糖などを
入れてはいけません。

苦くて飲みにくい人は、乾燥ヨモギや
ハトムギを混ぜて煎じると、飲みやすく
なります。

また、ハブ茶を加えても良いですが、
別々に煎じて、冷めたゲンノウショウコ
の煎じ汁とハブ茶を合わせて飲むほうが
効果があります。

 

マテ茶

マテ茶は、南アメリカの先住民が林の
中から活力の出る木の葉を見つけ出して、
その汁を飲み始めたのが始まりと
言われています。

セルバマテという植物の葉を原料にして
作られた健康茶です。

マテ茶には、消化促進や食欲増進、疲労
回復の効果があります。

マテ茶に含まれるマテインという刺激
作用成分が胃を刺激して、消化吸収を
助けるとともに、腸のぜんどう運動を
促して、便秘を防ぐ効果があると
言われています。

他のお茶に比べると、タンニンは少ない
ですが、カフェインが少量含まれて
います。

マテ茶の飲み方は、緑茶と同じように
急須に入れて熱湯を注げば良いです。

なお、マテ茶は健康食品店で売られて
います。

 

ビワの葉のお茶

ビワの葉や種の部分に薬効があります。

ビワの葉や種に含まれるアミグダリンと
いう成分は多量に摂ると有毒ですが、少量
だと、優れた薬効が期待できます。

ビワの葉は、去痰作用、疲労回復、健胃・
整腸作用などがあります。

ビワの葉茶は、健康食品店で購入出来
ます。

お茶は、作ったその日のうちに飲める
だけの量を作って、冬はポットで保温
しておき、夏は冷蔵庫で冷やして飲むと
よいです。

ドクダミやハトムギなど、他のお茶と
合わせると、飲みやすくなったり、
色んな味で効用も期待できます。

 

桑の葉のお茶

蚕(かいこ)に食べさせる桑の木の
葉っぱは、成人病予防や便秘改善に
効果があります。

桑の葉には、イノコステロン、ルチン、
インクエルセチン、クエルセチンなどの
成分が含まれていて、血管を強化して
高血圧の改善や血糖値の低下、胃腸の
働きを活発にする作用があります。

また、カロチン、カリウム、カルシウム、
ビタミンBやビタミンC、食物繊維が
豊富に含まれています。

緑茶と同じように、乾燥した桑の葉を
急須に入れて熱湯を注いで、お茶として
飲みます。

食事時に、1~2杯飲むと良いです。

桑の葉を乾燥したものは健康食品店
などで購入できます。

 

杜仲茶

杜仲は、落葉樹で雌雄異株です。

杜仲の葉は、ニレやケヤキに似た
楕円形をしています。

杜仲は、樹木の皮の部分や葉の部分に
血圧の安定や利尿作用、便秘解消の
効果があります。

さらに、中性脂肪を減らし、老化防止、
ダイエット効果があります。

杜仲葉にはカリウム、カルシウム、リン、
マグネシウム、鉄、食物繊維などが
含まれています。

杜仲の葉を利用した杜仲茶は、肥満ぎみの
人や便秘がちの人に適したお茶です。

乾燥葉を使う時は、煮出すように沸かして
、喉が渇いた時や食事の後に、お茶の
かわりに飲むとよいです。

杜仲茶は、漢方薬局や健康食品店で
売られています。

なお、杜仲茶のティーパックも市販されて
います。

 

 

 

 

ドクダミの青汁及びお茶・アロエのおろし汁や煎じ汁など

薬草茶とは、茶以外の植物を乾燥加工して
飲用にしたものです。

薬草のお茶や煎じ汁には、老化防止や、
成人病を予防するなど様々な効用があり
ますが、その中で便秘解消に効果のある
薬草についてご紹介します。
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