腸のぜんどう運動を活発にし善玉菌を増やすビタミン

ビタミンB群やビタミンCは、腸の健康の
ためにも必要不可欠の栄養素です。

また、タンパク質や脂質、炭水化物を
有効に利用するための潤滑油として
欠かすことが出来ない栄養素が
ビタミンです。

ビタミンの必要量は少ないのですが、
体の中でほとんど作ることが出来ないので
食べ物から摂る必要があります。

ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミン
と、油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあり、
水溶性ビタミンは尿などから体外へ
排泄されやすく、脂溶性ビタミンは
体の中に蓄積されやすい特徴があります。

腸のぜんどう運動を促すビタミンB群

腸内では、善玉菌を増やすことに
役に立っているのがビタミンB1、B2、B6
です。

これらのB群は、ビフィズス菌によっても
合成されていますが、食品から摂ることに
よって、腸内で合成されるビタミンが
腸壁を通じて体内に吸収されやすく
なります。

ビタミンB1は、腸のぜんどう運動を
助けています。

ビタミンは不足しやすい栄養素なので、
毎日のように食事で、しっかりと摂る
ように心掛けることです。

免疫力を高めるビタミンC

体の免疫力を高めることで、外から
侵入する有害菌をやっつけてくれる
のがビタミンCです。

ビタミンCは体内のさまざまなところで
働いていますが、腸内では主に外から
侵入してくる病原菌が活発に動けない
ように病原菌の働きをくい止める
役目を果たしています。

ですから、日頃からビタミンCを十分に
摂っていると、例え食中毒などの被害を
受けても大事に至らないですみます。

その他、腸の運動をコントロールしている
自律神経を調整するビタミンEを積極的に
摂っていれば腸の動きが活発になります。

腸の病気を予防するビタミン類

ビタミンは、緑黄色野菜をはじめ、
さまざまな食品に微量ずつ含まれて
います。

ビタミンは不足しがちな栄養素なので、
毎日、いろいろな食品をまんべんなく
意識して摂ることが大切です。

不足しがちな時はサプリメントなどで
補う人もいますが、サプリメントを
摂る時は一度に大量に摂らないように
注意することです。

理由ば、脂溶性ビタミンA、D、E、Kは
取り過ぎると弊害が起こることが
心配されているからです。

ビタミンを含む主な食品の一覧

ビタミンA

春菊、小松菜、大根の葉、ニラ、
ほうれん草、チンゲン菜、人参、
カボチャ、ウナギ、鶏・豚・牛レバー

ビタミンB1

胚芽、卵黄、大豆、ピーナツ、タラコ、
ウナギ、豚肉、鶏・豚・牛レバー

ビタミンB2

ウナギ、サバ、サケ、アーモンド、
納豆、卵、岩海苔、鶏・豚・牛レバー

ビタミンB6

大豆、ピーナツ、サツマイモ、
ジャガイモ、バナナ、サバ、マグロ、
豚肉、鶏・豚・牛レバー

ビタミンB12

鶏肉、卵、チーズ、サケ、タラ、
マグロ、ヒラメ、イワシ、ホタテ貝、
ハマグリ、アサリ

葉酸

卵、牛乳、ほうれん草、セリ、
アボカド、オレンジ、バナナ

ニコチン酸

サバ、カツオ、サワラ、ブリ、イワシ、
マグロ、豚肉、ピーナツ

パントテン酸

胚芽、魚、肉、豆類、牛乳

ビオチン

鶏・豚・牛レバー、イワシ、
卵、きな粉

ビタミンC

ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、
キャベツ、ジャガイモ、トマト、
ほうれん草、小松菜、イチゴ、オレンジ、
キウイフルーツ、パパイヤ、ミカン、
グレープフルーツ、柿、お茶

ビタミンD

干し椎茸、カツオ、イワシ、ブリ、
サンマ、シラス干し、マグロ、
サバ、サケ

ビタミンE

ウナギ、イカ、ブリ、トビウオ、サバ、
サケ、大豆、カボチャ、大根の葉、
小松菜、ほうれん草、ニラ、春菊、
ブロッコリー、ごま、アボカド、
キウイフルーツ、アーモンド

ビタミンを壊す食べ合わせ

ビタミンB1

赤貝は生で食べると、アノイリナーゼ
という酵素がビタミンB1を破壊します。

酢をかけると、多少は防げますが、
なるべくビタミンB1の多く含まれる
食品と一緒に食べないほうがよいです。

大豆や豚肉など、ビタミンB1の
含まれる食品を食べる時は、玉ねぎ、
ニンニク、ネギなどと一緒に摂ると、
それらに含まれる硫化アリル、
アリシンがビタミンB1の働きを
助けます。

ビタミンB群

ぬか漬けに利用する大根、キュウリ、
人参、ナスなどは、ぬか漬けに豊富に
含まれているビタミンB群を吸収します。

短時間であれば、野菜に含まれる
ビタミンが溶け出す量も少ないので、
野菜が余った時は、ぬか漬けを
作るとよいです。

ビタミンC

キュウリなどに含まれている
アスコルビナーゼと呼ばれる酵素は
ビタミンCを破壊します。

サラダなど、生で食べる時は切ったら
直ぐに食べることです。

時間が経つほど、ビタミンCがなくなり
ますが、切り口に酢をかかると、
ビタミンCが破壊されずにすみますので、
フレンチドレッシングをかけると
よいです。