便秘の原因となる冷えを防ぐために、自律神経のバランスを向上させる体操

低体温になる原因は、自律神経の
バランスの乱れと運動不足が原因です。

自律神経には全身の体温を維持・調節する
働きがあります。

例えば、寒い時に交感神経が血管を
収縮させて熱が逃げるのを防ぎ、
暑い時には副交感神経が血管を広げて
熱を逃がすといった具合です。

ところが、さまざまな理由で、自律神経は
そのバランスを乱しがちになり、それが
低体温を招くのです。

自律神経のバランスが乱れると免疫力が低下

自律神経を乱す原因は、ストレスや
運動不足、夜型生活、ジャンクフードなど
の食べ過ぎ、喫煙、飲酒など、さまざま
あります。

このような原因のために、自律神経の
バランスが乱れ、交感神経の働きが
優位になってリンパ球が減り、免疫力が
低下してしまうのです。

その結果、冷え症や便秘、肥満、肩こり、
腰痛、肌荒れ、不眠といった多くの
不快症状に悩まされることに
なるのです。

ですから、自律神経のバランスを整えて、
副交感神経の働きを優位にすれば、
リンパ球が増えて、再び血流も高まって、
その結果、不快症状は改善されるのです。

足首をゆらゆら動かして副交感神経を刺激

自律神経のバランスを整えるには、
免疫力を高めながら副交感神経の
働きを高める最適な体操があります。

それが、足首をゆらゆらと動かす
ことです。

あお向けに寝て、両足首を同時に
外側と内側に交互に倒す体操です。

この足首をゆらゆらと動かすと、
背中や股関節周辺、仙骨(せんこつ)や
腰椎(ようつい)などに振動が伝わり、
自律神経が刺激されて、副交感神経の
働きが優位になり、結果的に免疫力も
高められます。

足首をゆらゆら動かすやり方

1、あお向けに寝ます。

  床か、布団の上に、あお向けに寝て
  全身の力を抜きます。足を肩幅程度に
  開きます。

2、足首を揺らします。

  まず、足先を外側に開きます。

  次に、足先を内側に閉じます。

  これを繰り返します。

目安は3分間行います。

腹式呼吸で冷えを解消

腹式呼吸には、体をリラックスさせて
ストレスを解消する作用があります。

腹式呼吸は副交感神経に働きかけて、
これを優位にします。

そうすると、筋肉の緊張がほぐれて、
血管が拡張して血液の流れがスムーズに
なるので、酸素や栄養素が全身に十分
行き渡るようになり、全身のガス交換が
活発になって、冷えや肩こり、むくみ、
関節痛なども解消できるのです。

腹式呼吸のメリットは、横隔膜を上下
させるので、周囲の内臓に圧力がかかり
マッサージと同じような効果があると
いうことです。

特に、横隔膜の下にある腸を刺激して
ぜんどう運動を促し、便秘を防ぐことが
できます。

呼吸法には、さまざまな種類がありますが
、舌まるめ呼吸は免疫力低下に最も
効果があります。、

この呼吸法のコツは、第一に姿勢を
正して胸を開くことです。

これだけで内蔵の圧迫もとれるので、
空気をお腹まで入れやすく、横隔膜も
動きやすくなります。

第二には、吐く息を吸う息よりも
長くとることです。

特に、息を吐く動作には気持ちを
安定させるホルモンを脳から分泌させる
作用があるので、長く息を吐いて
体の中の空気を出し切ってから、次の
息をするようにします。

舌まるめ呼吸のやり方

1、舌を丸めるようにして、先を
  1センチほど出します。

  舌の間からお腹にためるように
  息を吸います。

2、1で、息を吸い切ったあと、
  舌をしまって口を閉じ、気化熱で
  冷たくなった息と舌を味わうように
  2秒間息を止めます。

3、口は閉じたまま、鼻から7秒で
  息を吐き切ります。

ここまでを7回繰り返して1セットです。

目安は一日に3セット行います。

なお、舌を丸めるのが出来ない人は、
口を「イー」の形にし、舌は舌の歯に
つけます。

軽くかみ合わせた歯の間から、お腹に
ためるように息を吸い込みます。

ポイントは、背を伸ばし、息をお腹に
入れて、息を吐き切るまで、次の
呼吸をしないことです。

どちらも、体が自然に要求するだけ
行い、無理をしないことです。

体が冷えている時は行わないように
します。