便座の正しい座り方と便秘解消体操

便意がないのにトイレに行くのは
よくありません。

少し座ってみて、もし便が出ないと、
長時間便座に座って、いきみ続ける人が
いますが、それは絶対にやっては
いけないことです。

また、意外と知らずに、間違った便座の
座り方をしている人が多いものです。

便座の正しい座り方

スムーズに排便するために大事なことは、
排便する時の姿勢です。

直腸から肛門へ、便をスムーズに
出すためには前かがみのポーズを
とることです。

近年は、家や外出先でも洋式トイレで
排便する人がほとんどだと思います。

便座に正しい姿勢で座っていない人が
意外と多いです。

例えば、便を出そうとして腹部に力を
入れて、のけぞったり、背を伸ばして
座っていたりしています。

簡単に便が漏れないように、直腸から
肛門までの直腸肛門角度は、普段は
90度になっていて、肛門が閉じて
います。

排便するときに前かがみになると、
直腸肛門角が少し開いてきて、
便が出しやすくなるのです。

前かがみの姿勢は、骨盤底筋を緩める
姿勢です。

この姿勢をとると、肛門の辺りに
力を入れようと思っても入りにくい
ものです。

肛門の辺りに力を入れて、便を出そうと
しても逆効果なので、変な力を入れて
肛門を締めないことです。

この時に、かかとは軽く上げたほうが
腹筋に力が入りやすくなります。

少し力を入れないと出ないときには、
脇腹の筋肉を使います。

脇腹の筋肉は、腰に手を当てて、咳を
した時に動くところです。

下腹の辺りに両手を当てて、前かがみに
なって軽く脇腹に力を入れながら
深呼吸を繰り返します。

いきむのは数秒で、決してそれ以上は
続けていきまないことです。

便秘解消体操

これをやれば、すぐに便秘が治るという
即効性のある体操はありません。

しかし、お腹の筋肉を刺激すると、
腸のぜんどう運動が高まる可能性が
あります。

また、腹筋を強化すれば腹圧をかけて
便を出したい時に、うまく力が入れられる
ようになります。

へそのぞき

普段、運動をしていない人が腹筋を
鍛えるのに適したストレッチです。

朝起きて、直ぐに布団の上で行なうと
よいです。

1、あお向けに寝た姿勢で、両手を
  頭のうしろで組みます。

2、息を吐きながら体を少し起こし、
  おへそをのぞく姿勢で5秒間
  静止します。

  そして、息を吸いながら
  元の姿勢に戻ります。

この動作を10回繰り返します。

慣れてきたら、10回を2セットから
3セットに回数を増やしていきます。

腸の働きには、自律神経のバランスが
崩れないようにすることが大切です。

また、朝は、しっかり交感神経の
スイッチを入れることです。

この体操は自律神経をリセットする
ための体操です。

1、布団の上にあお向けに寝て、
  手と足を上げます。

  手足を上げたままの姿勢で
  3回深呼吸をします。

2、それから、手足を上げたまま
  手と足を上下に軽く振ります。

この際に、息は止めないで、ゆっくりと
呼吸をするようにします。

3、最後に、両手両足を勢い良く
  振り下ろして、その反動で
  起き上がります。

この動作を、へそのぞきの後に
10回繰り返します。

腸刺激ストレッチ

腸のぜんどう運動が少し鈍くなっている
便秘の人は、下腹部を動かして
腸を刺激するストレッチを行うと、
腸内のガスや内容物が移動し始めて、
便が排泄されやすくなります。

1、あお向けに寝て、右ひざを曲げます。

2、息を吐きながら、両手で膝を
  お腹のほうへ引き寄せます。

  そして、そのまま10秒間
  静止します。

この動作を左右交互に3~5回
繰り返します。

この際、肩を上げたり、力が入ったり
しないようにします。

イスに座ったままでの腹筋

特に、女性の場合は、もともと腹筋量が
少ないので、加齢とともに腹筋が
弱くなりやすいです。

この体操は、電車やバスの中で座った時や
デスクワークの合間に座ったままで
腹筋を強化出来ます。

椅子に座ったまま、足を揃えて、床から
10センチくらい足を上げ、そのまま
10秒間静止します。

この動作を10回繰り返します。

この際、背もたれに寄りかからずに
背筋を伸ばして、姿勢を良くする
ことです。

快便マッサージ

便秘の人は、下腹部が張って苦しい
ことがあります。

そんな時に行なうとよいマッサージです。

やり方は、おへその下からおへその
辺りにかけて、下腹部をぐるぐると
円を描くように手で優しくマッサージ
します。

下腹部が温まり痛みが和らぎます。