体を芯から温めて胃腸の働きを活発にし便秘解消を図る方法

手足が冷たくなり、血液が流れにくい
状態が続くと、体温調整もうまく
いかずに体内の温度も低くなって
しまいます。

体内の温度が低くなると、胃腸の
温度も下がり、そして臓器が冷えると、
働きも鈍くなり、うまく機能しなく
なってきます。

また、体内の温度が下がることで、
腸管の免疫力も低下させて
しまいます。

その結果、腸の機能が衰えることで、
悪玉菌が繁殖しやすい環境になり、
便秘にもなりやすくなります。

便秘になると、腸内で悪玉菌が繁殖して
タンパク質や脂肪から腐敗産物、
細菌毒素、発ガン物質が多量に生成され
腸内を汚します。

そして、便秘が長期にわたると、
腸管自体に直接障害を与え、動脈硬化、
高血圧、肝臓障害、免疫機能低下などを
誘発する可能性が高まります。

そのようなことにならないように、
日常生活の中で便秘を招くようなことは
極力避けて、便秘の予防に努める
べきです。

そこで、体を芯から温めて胃腸の働きを
活発にして便秘解消を図る方法を
取り上げてみたいと思います。

主食で体質改善をはかる

冷え症を改善するには、一日三回食べる
主食を、体を温める食品に変えることが
最も効率の良い方法だと言えます。

玄米の食物繊維は、白米の3倍、
ビタミンB1も含まれていて、栄養価の
高い食品です。

生の果物には注意する

特に、冷え症や便秘気味の人は、
生の果物には注意することです。

現代では、干しプルーン、乾燥バナナ、
ぶどう、ベリー類などのドライフルーツが
簡単に手に入れることができます。

生の果物は体を冷やしますが、長い時間、
天日に干したものや火力で乾燥させた
ものは、体を温める食品に変化するように
なっています。

また、生の果物に比べると、鉄分や
ミネラル、クエン酸などが増えますので
栄養学的にみても申し分のない食品と
なります。

おやつにはスナック菓子を食べるよりも
ドライフルーツに変えてみたら
如何でしょうか?

ポテトサラダに干しぶどうを入れて
みるのも良いと思います。

豆類・イモ類・根菜類を摂る

一日三食のなかで、意識して食べるべき
ものが、体を温めるのに効果が優れている
豆類、イモ類、根菜類です。

いずれの食品も食物繊維が多いものばかり
なので、便の量を増やします。

豆類の大豆や黒豆は、生では体を冷やす
食品ですが、長い時間煮込むことによって
体を温める食品となります。

また、大豆が味噌や醤油になっても
温める食品となります。

調味料は一度に大量に摂ると、塩分を
摂り過ぎるため問題がありますので、
毎食少しずつ摂ることです。

イモ類の主成分は、でんぷんですが、
意外とビタミンも豊富で、ジャガイモ、
里芋、さつまいもなど、どれも食物繊維が
多く、加熱してもビタミンが壊れにくい
特徴があります。

乾布摩擦をする

乾いたタオルを用いて、皮膚にほどよい
刺激を与えることで血行を促して、
新陳代謝を活発にするのが乾布摩擦です。

高齢者のなかには、毎朝乾布摩擦をする
ことによって、健康を保っておられる人も
少なくありません。

丈夫になるのは皮膚だけでなく、
自律神経にも良い影響を与えます。

やり方は、心臓から遠いところから順に、
皮膚がホカホカするまで、乾いたタオルで
こすります。

背中や首も忘れないように行います。

毎朝、全身が温まるまで、約30分
行なうことです。

半身浴や足浴で内蔵を温める

お風呂に肩までつかるのもいいのですが、
冷え症の人は半身浴や足湯が効果的です。

熱いお湯に肩までつかると、皮膚の表面は
直ぐに熱くなりますが、長時間浴槽に
いると、のぼせてしまい、体の中心が
温まる前に、出ざるを得なくなります。

それに比べて、半身浴の38度くらいの
お湯は胸の下までつかりますので、
15~20分もつかれば、体の芯まで
ポカポカになります。

風邪をひいたときなどは、バケツに少し
熱めのお湯を入れて、ふくらはぎから
下を20~30分つけます。

ふくらはぎから下を20~30分も
つけると、体の中心までしっかりと
あたたまります。

半身浴や足湯では、お湯に酢や酒を
入れると、より血液循環が良くなり、
美肌効果も期待できます。

足湯のときは、上半身はなるべく
薄着にして、お湯が冷めたら、熱いお湯を
つぎ足します

また、バケツをビニールなどで覆うと
冷めにくいです。