牛乳か冷たい水・根昆布水・人参ミルクなど

排便の習慣には個人差が大きいものです。

排便は、出来れば、朝食のあとが理想的
ですが、決まった時間に排便をする
習慣をつけることが大切です。

便秘のほとんどは体の機能低下によって
起こる習慣性の便秘です。

牛乳か冷たい水


便秘の解消には大腸の運動機能を高める
飲み物が有効です。

排便を促すには朝起きがけに、冷たい水
牛乳を飲むと効果があります。

ただ、牛乳を飲むと下痢をする人は
控えたほうが良いです。

大腸はリズミカルな収縮運動を行っており
少しずつ便の硬さを整えながら内容物を
押し進め、S状結腸に達したところで
一旦蓄えます。

この便が結腸のぜんどう運動によって
直腸に送り込まれます。

そして、便が到達したことを感じ取った
神経叢(しんけいそう)が大脳にシグナルを
送ることによって便意が起こります。

人が食事をしたり水を飲んだりして、
それが胃に入ると、ガストリンという
ホルモンが分泌されて、その作用に
よって胃の運動が始まります。

胃の運動が始まると同時に、結腸全体の
総蠕動(そうぜんどう)が始まるのが、
胃・結腸反射です。

食事のあとにトイレに行く行きたくなる
のは、そのためです。

この反射は胃が空(から)の時ほど起こり
やすく、冷たい刺激は一層その反射を
強めます。

朝起きたばかりの空腹時に、冷たい水や
牛乳を飲むと、大腸の運動が起こりやすく
便意が生じるのはそのためです。

ただし、この冷水が便秘に効果を発揮する
には、まず便のもととなる食事をきちんと
摂っていることです。

便秘するからといって食事量を減らしたり
消化の良いものばかり食べていると、
どんなに冷たい水や牛乳を飲んでも効果は
少ないです。

また、食物繊維を多く含んだ食品を摂る
ことも大切です。

 

根昆布水

根昆布水は血圧を下げる効果ばかりでなく
便秘にも大変よい飲み物です。

昆布などの海藻類は食物繊維の宝庫ですが
根昆布には特にアルギン酸やフコイダンや
ペクチンなどの水に溶ける食物繊維が
豊富に含まれています。

朝起きて冷たい根昆布水を飲むと、根昆布
の成分の溶け出た冷たい水が腸を刺激して
ぜんどう運動を盛んにします。

頑固な便秘の場合は、根昆布水に炭酸水
(ソーダ水)を加えて飲むと、より効果が
あります。

また、レモンの薄切りを浮かべると、
さらに飲みやすいです。

なお、一度にまとめて根昆布水を作り、
冷蔵庫に保存するのは余り芳しく
ありません。

何故ならば、一旦溶け出た根昆布の
ミネラルやビタミンが根昆布に戻ることが
あるからです。

ですから、毎晩コップ一杯ずつ作って
翌朝飲むのが良いです。

根昆布水の作り方は、なるべく厚みのある
根昆布を用意して、さっと洗います。

次に、コップ一杯の水に4~5センチ角の
根昆布を3~4個いれて、ラップなどで
蓋(ふた)をして一晩置くと、根昆布の
成分が溶け出た根昆布水が出来ます。

 

人参ミルク

慢性的な便秘に悩む人に効果のある飲み物
人参ミルクです。

人参は緑黄色野菜で、カロチンが100
グラムあたり7300マイクログラムも
あり、ほうれん草の2倍以上も含まれて
います。

そのほか、ビタミンB1、ビタミンB2、
ビタミンC、鉄分、食物繊維なども
含まれています。

また、牛乳(ミルク)はバランスのよい
栄養食品ですが、特に冷たい牛乳が
便秘に良いです。

人参に冷たい牛乳を組み合わせた人参
ミルクは栄養補給のヘルシードリンクで
相乗効果で便秘解消に効果的です。

人参ミルクの作り方は、牛乳1カップに
対して人参2分の1本を用意します。

人参は皮付きのまま使いますので、
タワシできれいに洗って、おろし金で
すりおろして牛乳と混ぜ合わせます。

ミキサーを使う場合は、適当な大きさに
切った人参と牛乳をミキサーにかければ
出来上がります。

人参の他に、リンゴ2分の1個を皮ごと
すりおろして加えたり、ハチミツや
レモンを加えてもよいです。

 

酵素入りミルク

赤ちゃん用の粉ミルクには乳糖が含まれて
いますが、大人になると乳糖を消化する
酵素が少なくなるために、消化吸収され
ないで、そのまま大腸に届きます。

そして腸内細菌の作用を受けて腸管を
刺激して、ぜん動運動を高めて排便を
促すので便秘に効果があります。

この粉ミルクに市販の五健草とバイエム
酵素を加えると、さらに効果的です。

酵素入りミルクの作り方は、ビフィズス菌
入りの乳児用粉ミルクを大さじ山盛り
4杯をコップに入れ、60~70度の
お湯を八分目位まで注ぎ、よくかき混ぜて
粉ミルクを溶かします。

次に、五健草小さじ軽く2杯、バイエム
酵素小さじ2分の1杯を加えて良くかき
混ぜます。

これを一日に1回、食事代わりに飲むと
良いです。

便秘が続くようでしたら、粉ミルクを
大さじ1~3杯に増量します。

逆に、下痢になるようでしたら少し
粉ミルクを減らします。

 

バナナヨーグルト

ヨーグルトは便秘解消に有効ですが、
ヨーグルトを食べると腸内に善玉菌の
ビフィズス菌が増殖し、ヨーグルトに
含まれる乳糖を分解して酢酸や乳酸などの
有機酸を作ります。

これらの酸が腸管を刺激することによって
腸のぜんどう運動が高まり排便を促します。

バナナヨーグルトの作り方は、ドリンク
タイプの無糖ヨーグルト1カップと
バナナ2分の1本をミキサーにかけると
出来上がりです。

ヨーグルトの酸味とバナナの甘さが
ドッキングした美味しくて、便秘解消に
よい飲み物です。

バナナの代わりに、キューイフルーツや
イチゴや桃などを使ってもいいですし、
好みでハチミツを少し加えてもよいです。

 

野菜スープ

大根や大根葉、人参、ゴボウ、椎茸などの
材料を煮込むだけです。

野菜は毎日たくさん食べる方が良いですが
煮物やサラダでは、それほどの量は食べ
られないので、どうしても不足がちに
なります。

野菜スープは数種類の野菜を一時間ほど
じっくり煮込むので、それぞれの野菜の
持つ成分が溶け出したスープです。

野菜スープは疲れた時や病後で体力の
ない人にも良く、便秘にも効果が
あります。

野菜の分量はあまり気にすることは
ありませんが、出来るだけ新鮮な野菜を
使うことです。

大根葉が無い時は、カブの葉や小松菜
などで代用しても良いです。

野菜スープの作り方は、大根と大根葉
2分の1本分、人参1本、ゴボウ2分の
1本、干し椎茸2個を用意します。

材料の野菜をよく水洗いして、皮付きの
まま大きく切ります。

次に、切った野菜をほうろう鍋に入れて
野菜の3倍くらいの水を加えます。

鍋を火にかけ、沸騰するまでは強火に
します。その後は弱火にして約一時間
じっくり煮込みます。

目の細かい網杓子(あみじゃくし)など
で、こしてスープをとり冷蔵庫で保存
します。

このスープは、あまり長く保存しないで
出来れば1~3日くらいで飲みきる
ようにするほうがよいです。

 

 

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